概要
熊本県に伝わる妖怪で、夜にどこからともなく石が飛んでくるという謎の怪異。
後方を見返しても何かがいた様子はなく、原因の特定は困難である。
石を投げる以外の悪さをする妖怪ではないが、ダビデ王の神話にもあるように、石は当たりどころが悪ければ死んでしまう凶器である為、ある意味ではコイツも危険度の高い妖怪だと言えよう。しかも後頭部を狙ってくるのだから恐ろしい。
水木しげるの想像図ではニッカリ顔と舌出し顔の二体の黒男の姿で描かれている。こちらでは「しばがき」表記であり、こちらで覚えた方も多いであろうが、正しくは「しばかき」である。間違っても芝餓鬼ではないし、そばがきではない。漢字で書くと「芝搔き」である。
創作作品では
水木しげる作品
ゲーム「ゲゲゲの鬼太郎妖怪横丁」では熊本城主になりたいという野望を掲げ、ボスキャラとして登場した。
「水木しげるの妖怪えほん」ではOPとED映像に登場している。