概要
種族 | 古龍種 |
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別名 | 天翔龍 |
狩猟地 | 大型探査船 |
他の竜種が生息する空域よりもはるか上空を翔る龍として、古くから伝説やお伽話の中で語り継がれてきた古龍である。
その生息域から調査が進まず、長らく実在するかさえ定かではなかったが、大型探査船の開発により高空を移動出来るようになったことで目撃情報が増え始め、その後の研究により「天翔龍」と一致し、正式な発見となったため、シャンティエンと名付けられた。
外見
海竜種のような体躯に、幻想的なまでの青い光を放つ鬣のような器官が特徴である。
この鬣から体内で生成される粒子を放出することによって揚力を生み出し、空中浮遊・高速滑空を可能にしている。この粒子は空気を圧縮する器官と帯電体質により、青く煌めいて見えると言われている。
戦闘の流れ
骨格通り海竜種(特にラギアクルス)と共通したものが多い。
最初は陸戦メインになるが、ある程度ダメージを与えると滞空し、場外から苛烈な攻撃を仕掛けてくる。
フィールド内に配備されている迎撃兵器を利用することで、墜落させて強引に地上戦に持ち込むことができるので、戦闘時活用してきたいところ。
なお、G級昇格試験の際は討伐することはできず撃退のみ。昇格試験のクエスト自体も一度クリアすると消滅してしまう。また、固有素材などは(部位破壊報酬も含めて)一切手に入らないが、代わりにG級武器を生産可能な特別なアイテムが手に入る。
その後、MHF-G2のPVに再びシャンティエンが登場。
黄金色に輝く鬣を持った、これまでにない姿や攻撃パターンをいくつも見せていたため、遂にシャンティエンとの本格的な戦闘(=最終決戦)を行うことが可能になると思われていた。
そして、2013年7月17日に「極限征伐戦」の1つとしてこのシャンティエンのクエストが登場した。
今回はついに真の力を解放した第4形態が登場(上記の黄金色の鬣をまとった姿がこれである)。
第3形態時にダメージを受けるとシャンティエンは激昂し、大型探査船に攻撃を加えて火山地帯へと撃墜させる。ここがシャンティエンとの最後の決戦の舞台となる。
火山地帯では水属性や雷属性に加えて、新たにマグマや火山弾などを駆使した火属性の攻撃を繰り出してくるようになる。攻撃力も昇級試験の時とは比べ物にならないほどアップしているので、慎重に攻めていきたいところ。
余談
分かりづらいだろうが、シャンティエンのモデルとなった自然現象は「オーロラ」である。
放出する翔気(粒子)のエフェクトや色彩にオーロラの要素が見られるほか、北極や南極に相当する地域である極海の遥か上空に住まう点もオーロラを意識したものとなっている。
古龍の多くが自然現象の中で「自然災害」をモデルにしているのに対して異質に感じるだろうが、オーロラは近代になって正体やメカニズムが解明されるまでは世界各地で不吉の兆候とされる事が多かったため、「災害の前触れ」とも解釈できるだろう。
ちなみにオーロラと同一視や混同されて記録されてきた彗星も同様に不吉の兆候とされることが多く、彗星がモチーフの古龍であるバルファルクも劇中では凶兆の象徴として扱われていた。
海竜種と酷似した骨格を持つ点、遥か上空を拠り所としている点、古くから伝説としてその存在が語られていた点などで、MHP3のラスボス:アマツマガツチとの関連性を指摘する者もいる。