概要
『聖剣伝説3』の「砂の要塞ナバール」を根城にする義賊ナバールの首領フレイムカーンの娘である。イーグルの妹にあたり、主人公の一人ホークアイとは恋人同士。
ジェシカ本人が盗賊である描写はないが、盗賊団と共に生活している。要塞内には他にも非武装の一般市民らしき人も生活しているが、首領の娘なので一応組織内ではお嬢様のような扱いのようだ。
ストーリーへの関与
ナバール盗賊団が美獣に乗っ取られる流れで、美獣がイーグルを殺害しホークアイを投獄する際に「死の首輪」を付けられ幽閉される。これは美獣が死ぬとジェシカも死んでしまう呪いであり、解呪は美獣にしかできず、団内の実力者であるホークアイはじめ洗脳されていない団員へ自分を攻撃させない人質であった。ホークアイはこの解呪の方法を求めて脱獄し聖都ウェンデルに向かうことになる。
物語中盤、美獣が火のマナストーン解放の生贄にするために「死の首輪」を外される。火焔の谷を引き連れられストーン目前で聖剣の勇者パーティと遭遇し、美獣が注意を逸らした隙に主人公の背後からダーツが放たれ救出される(ホークアイがパーティに居たらニキータが、居ない場合はホークアイ)。衰弱しており、その後はオアシスの村ディーンの一室に伏せてニキータもしくはホークアイの看病を受けている。
リメイク版にて、ホークアイがパーティに居る場合、クリア後のクラス4イベント:オーブの試練にてナバールに戻っている。ナバール盗賊団復興にイーグルの隠した宝を使おうという意見に、財宝の手掛かりを唯一知っているジェシカが反発しているが、ホークアイならと火焔の洞窟の情報を教えてくれる。オーブに込められたイーグルの遺言「ジェシカとホークアイには盗賊稼業から足を洗ってカタギとして幸せになって欲しい」を聞いたが、ジェシカはナバール盗賊団を守ると改めて決意表明する。
ちなみにリメイク版エンディングでは砂の都サルタンでナンパしていたホークアイを見咎めて怒っているシーンが見られる。リースのほっぺにキスした件が知られたらどうなることか。
人物
容姿(リメイク版準拠)
青髪ロングのストレートヘアを紫色の大きなリボンでポニテにまとめている、紫の瞳を持つ美少女。青を基調としたドレスを纏い、コルセットで強調されてるにしてもかなり胸部が目立つ。
どちらかというと清楚なお嬢様を思わせ、とても盗賊団の娘には見えない。
性格
ストーリーに巻き込まれてしまうサブキャラであるためかそこまで深い掘り下げは無い。言葉遣いは普通で、特に義賊を意識したべらんめぇ調だったりもしない。
ただしナバール盗賊団と父フレイムカーンのことは誇りに思っており、序盤にフレイムカーンの様子を怪しんだホークアイをカッとなってビンタしている。オーブの試練後もフレイムカーンが伏せる中で、自らも首輪の衰弱から回復しきらないのに堂々と盗賊団を守ると宣言するあたり、気も強いし芯も強い女性と見られる。
その他
ローラント城奪還イベントでのリースとホークアイの絡みやイベント後のリースの発言からすると、リースがジェシカを認識してから何か彼女に言及しても良さそうだが、ゲーム中にそういったものはない。
一方
リメイク版100万本突破記念イラストに主要メンバーの1人として描かれているが、リースの腰に手を回そうとしているらしきホークアイのおさげを怒り顔で引っ張っている。やはりキスがバレたらタダじゃ済まなそうである…。
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※ネタバレ注意
フレイムカーンの娘であるジェシカだが、『HEROES of MANA』ではホークアイもまたフレイムカーンの孫であるということが発覚する(ホークアイの母親であるファルコンはジェシカから見ると異母姉にあたる)。
そのため、ジェシカから見たホークアイは「甥」となり、そのため甥と叔母の関係であるホークアイとジェシカは結ばれることができない。
フレイムカーン以外の関係者は全員がそのことを知らない筈だが、二重の意味で悲劇のヒロインである。