概要
「まあね、糞みたいなことが起きるよ。少なくとも、財団の保険制度はすばらしいね」
ジェラルド博士とは怪奇創作サイト「SCP_Foundation」に登場するSCP財団職員である。
人物
フルネームは明らかにされてはいないが、Taleではファーストネームはロドニーとされており、ミドルネームはJから始まる模様。
職務はヘッドリサーチアシスタントで、配属先はサイト17を中心とした必要とされる場所とされている。
財団にはつい最近入ったようで、彼自身は神経科学・分子力学・物理学のエキスパートだが経験不足と判断され、現在は先輩研究者の助手という立場で落ち着いている模様。
与えられているセキュリティクリアランスレベルは2である。
また究極の不幸体質であり、財団に雇用されてから最低でも63回は負傷している。
- 火がつく。
- 踏みつけられる。
- 数階建ての高さからコンクリートに叩きつけられる。
- 撃たれる。
- 数台の車両に轢かれる。
- 切られる。
- 記憶喪失になる。
- [削除済み]に数km引きずられる。
- 食べられる。
- 吹き飛ばされる。
- 凍り付く。
- 精神操作されて自身をアヒルだと思い込む。
等々。
これ以外にもシュレッダーにネクタイを巻き込まれ、ちょうどジェラルド博士を殺しに来たクレフ博士に気まぐれで助けられるなど。
また、SCP-914 - The Clockworks (ぜんまい仕掛け)の実験最中に滑って転び、SCP-914に86箇所の損傷を与えるなどした。
SCP-666-J
SCP-666-J - Dr. Gerald's Driving Skills (ジェラルド博士の運転スキル)は、ジェラルド博士がありとあらゆる乗り物を運転した際に発生する事象である。
- ジェラルド博士が運転したDクラス送迎バスは大炎上、同乗していたDクラス職員が全員死亡。
- 電動セグウェイに乗り、建物が大爆発を起こして数階建てのビルから落下。
- 原付を運転し、街中を走行すれば街が荒野になる。
といったレベルの運転スキルである。
尚、現在SCP-682を乗せたトラックをジェラルド博士に運転させて682を終了させるといった試みがある。
それいいじゃん
またTale「終了を見るものども」「安穏」ではブライト博士、ギアーズ博士、クレフ博士と言った職員が最高指揮官であるO5職員を暗殺し、成り替わる中ジェラルド博士は運転スキルを利用してO5-7を暗殺している。
「すいません、運転手さん、どこかでお会いしましたかねえ。お名前はなんというんです? 」
「ええ、名前はロドニーと言います。でも、大概、人は僕のことを、ジェラルド博士と呼ぶんですよ。」
平時は傍迷惑なSCPでしかない運転スキルだが、 いとも簡単に誰かを交通事故に見せかけて暗殺出来る という恐ろしさを見せつけた。
「ふうん。これじゃあ、今、僕が監督官になったってことだよね?へえ。 今はただ、この木から降りることができたらいいのになあ。」