概要
マリオン・ラドムの改良プランを元に、タスク・シングウジがジガンスクードを改造したスーパーロボット。地球とイカロス基地を往復中のヒリュウ改艦内で改修作業にあたっており、各部の形状はジガンスクードと若干異なる。
パイロットはタスク・シングウジ。
改修にあたってジェネレーターの出力を上げると同時に改良型のグラビコン・システムを採用し、グラビティ・テリトリーの防御力を向上させた。
そして、グラビティ・テリトリーを攻撃用に転用する為に「シーズシールド」を巨大な大鋏「シーズアンカー」に換装して、格闘戦能力の向上を図った。格闘戦をこなすため、関節部にグルンガストシリーズと同様のTGCジョイントを使用している。鉤爪状に展開するシーズアンカーは有線式で射出・巻き上げが可能で、ジ・インスペクターではアンカー射出による中距離攻撃にも使用している。
しかし、機動力においてはジガンスクードと同じで低く、ジガンスクードのシーズシールドにあったシーズサンダーが無くなったため、小回りも利き辛く、更に扱いにくい機体になってしまった。
カチーナ・タラスクが「ガンドロ」という略称を与え、公式の愛称となった。
メカニックデザインは小野聖二。
あのα外伝で散々恐れられたスレードゲルミルの斬艦刀の斬撃を受け止める程の防御力を持つ。
つまり、ゼンガーが「斬艦刀に断てぬもの無し」とよく言うが…実は唯一の斬艦刀では断てぬものである。
スペック
分類:特機型機動兵器
形式番号:GS-01D
全高:70.3m
重量:487.0t
動力:プラズマ・リアクター(推定)
空中浮揚機関:テスラ・ドライブ
補助システム:グラビコン・システム
防御装置:G・テリトリー
基本OS:TC-OS
武装
G・サークルブラスター
ギガント・ナックル
ギガ・ワイドブラスター
基本的に改修前と同じ。
必殺技
ジガンテ・ウンギア
シーズアンカーで敵を捕まえた後、グラビティ・テリトリーを展開させて敵に突進する。
名称はイタリア語で「巨大な爪」。
必殺メテオハンマー(OGクロニクルで使用)
周囲のアステロイドにシーズアンカーを打ち込み、即席の巨大ハンマーとして目標を叩き潰す。