概要
型式番号RGM-79[G]RR。
メディアミックス企画『機動戦士ガンダム 赤い三巨星』に登場。
一年戦争時に南米戦線で活動した地球連邦軍第17独立機械化混成部隊(ラルフ隊)、通称「赤い三巨星」小隊が専用機とする陸戦型ジムの現地改修機。
機体名末尾の「RR」は「レッズ」と読む。
改修は民間の街工場であるボルン工業の協力によるもので、近距離から中距離にかけての陸戦を得意としている。
ラルフ隊における運用機数は2機で、うちマロビ・ブレイドン曹長の機体にはショート・シールドにパイルユニットを増設した打突兵装「アイアン・バンカー」が、ウィリアム・マッチオ軍曹の機体には遅延信管を内蔵した鉄槍を赤熱化させ、電磁加速ユニットから射出する「ヒート・スパイク」が、それぞれ左腕部に追加装備されている。
2機に共通する変更点としては、ブレード状のパーツが取り付けられたバイザー・ユニットが頭部に増設されるとともに、左脚部の装甲にも改修が加えられ、それに伴い膝部スパイクが廃されている。また、赤を基調に左腕と左脚のみ白く塗り分けられた塗装も共通している。
隊長機であるガンダムRRを加えた3機1組で運用されており、ジャブロー攻略作戦の失敗後に南アメリカ大陸を南下する、ジオン公国軍部隊の追撃に投じられている。
ガンプラ
ブレイドン曹長機、マッチオ軍曹機の双方ともに、ガンダムRRと併せて「HGUC 赤い三巨星チームセット」としてガンプラ化されている。
プレミアムバンダイ限定品として2022年に発売。ジムRRはHGUC陸戦型ジムのリデコキットとなっている。