概要
ラケシスが独身または死亡の際、後半に登場するナンナの代替ユニット。
トリスタンの生き別れの妹で、ラケシスを守っていたノディオン王国の三つ子騎士の長男イーヴの娘。
亡国レンスターのリーフ王子にとって年上の幼馴染で、彼の家臣フィンに育てられる。直接ではないがフィンを呼び捨てにしているため、義理の親子ではない模様。
アグストリアの動乱で両親が死亡し、兄ともどもシグルド軍に保護された。その後イザーク王国に逃れるも兄とはぐれてしまい、養父となる旅の商人に拾われる。しかし、のちにその養父もグランベル帝国兵に殺され、7歳の時にフィンに助けられてからは帝国に追われる身となり、地方に匿われるという、波瀾万丈な生い立ちをしている。動乱の時点で生まれていることから、年齢は18~23歳ほど。
9章で特定の村に訪問すると守備が上がるイベントがあるが、フェミナとの択一のためどちらか片方しか恩恵を受けられない。しかも、フェミナは飛行ユニットで戦闘の機会が多く守備の成長率もフェミナの方が低いため、イベントは彼女に取られがちである。
それ以外の会話はナンナと基本的に同じだが、親族ではないためアレスとの会話が一切なかったり、終章のリーフとの恋人会話の内容が変わっていたりと変化も多く、恋人会話では珍しくツンデレ気味なリーフが見られる。
クラスはトルバドール→パラディン。成長率は(ナンナの父親にもよるが)トルバドールの中では魔力が高く、また魔防も比較的伸びやすい。ただしスキルがなくHPや幸運も低いため、戦闘にはあまり向かない。
余談
また、公式設定か否かは定かではないが、当時の学研が発行した攻略本「超戦術BOOK」によると、頭に巻いている「ピンクのリボン」はレンスターの流行品らしい。