イーヴとは
- フランス語の男性名。表記は「Yves」。
- ケルト神話の登場人物。
- ゲーム『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の登場人物。
フランス語の男性名「イーヴ」
表記は「Yves」。英語の男性名アイヴス(Ives)にあたる。イヴとも訳される。同系は、イヴォン(Yvon)など。
ケルト神話の「イーヴ」
戦いの神ボォヴの娘。三人姉妹で、エーファ(イーファ)、アルヴァという妹がいる。
ダーナ神族が、ダグザの長男であるボォヴを新王とした時、海神リルはそれに納得せず腹を立てて宮殿に閉じこもった。それに対して他の神々がリルの家を焼き払うと、リルの妻は悲しみで死んでしまう。それに同情した新王ボォヴは、自分の娘の1人であるイーヴをリルの嫁として与えた。
リルとイーヴの間には双子の姉弟・フィノーラとイードが生まれた。しかしその1年後に再び双子の兄弟・フィアクラとコーンを出産すると、難産の為イーヴは死んでしまう。それに同情したボォヴはイーヴの妹であるイーファをリルの妻として与えた。
しかしイーファはリルに可愛がられる4人の子供達に嫉妬し、彼等を湖に連れて行って魔法で4羽の白鳥に変えてしまう。すると、この一件を聞いたボォヴは怒って、魔法でイーファを空気の悪魔に変える。その900年後、リルの4人の子供達の魔法は解けたが、人間に戻った彼等は既に老人で、間もなく死んでしまった。
ファイアーエムブレム 聖戦の系譜の「イーヴ」
ゲーム前半に登場。
アグストリア諸侯連合のノディオン王国に仕える騎士。三つ子の長男で、弟にエヴァとアルヴァがいる。
国王エルトシャンの留守中に、王妹のラケシスを守るよう命じられている。プレイヤーは操作できないが、ラケシスと三つ子を全員生存させると「ナイトリング」というレアアイテムが手に入る。
第2部の代替キャラであるトリスタンとジャンヌの父親。トリスタンが死亡かつジャンヌが恋人なしのエンディングを迎えるとこの事実が明らかになる。