- フレーバーテキスト
- 光SSR
聖王キャピュレットの一人娘で王女。
かつての繊細でか弱い乙女はなりを潜め、国を背負う次期王位継承者として著しい成長を遂げた。
彼女の根底に流れる愛の力は、全ての者に救済の光と映る。
- 水SSR
幾多の悲劇を乗り越え、彼女はロミオと永遠の愛を誓い合う。
純白のドレスを身に纏うその表情は、眩しいほどの幸せに満ちている。
概要
レアリティ | SSR |
---|---|
属性 | 光/水 |
タイプ | 防御(光)/バランス(水) |
武器 | 槍 |
種族 | ヒューマン |
年齢 | 20歳(光)→22歳(水) |
身長 | 159cm |
趣味 | 演劇鑑賞、詩を書くこと |
好き | 演劇鑑賞、お裁縫、ロミオ(水SSRにて追加) |
苦手 | 暗くて湿気の多い場所、苦いお薬、家事全般(水SSRにて追加) |
CV | 石原夏織 |
聖王キャピュレットのひとり娘で、次期王位継承者。
幼い頃から自分がキャピュレットを背負うことを常に意識してきたため、実年齢以上にしっかりしている。
今まで恋愛らしい経験は無かったが、ある時、モンタギューのロミオと恋に落ちる。
だが、その責任感の強さから二人だけの恋愛の世界へ逃避することもできず、周囲の人々を巻き込んで苦しむ事になる。
初登場はシナリオイベント「届かないほど、近くのあなたへ」。
その後のエピソード「この想いを、何に喩えようか」では、パリスと共に主役を務める。
ゲームのガチャで『キャピュレティオウス』を入手するとSSRが仲間に加わる。
元ネタは言わずと知れたシェイクスピアの演劇「ロミオとジュリエット」のジュリエット。
しかし、その実態は
グラブルどころか当時のストーリー付きのソシャゲ史上最悪の実装方式が行われたユニット
として悪い意味で有名となっている。
容姿
淡い栗色の髪と薄い水色の瞳の女性。初登場時はお忍び姿であるフリルの付いた白いワンピース姿。
シナリオ中盤および後半イベントでは、王女として白とピンクを基調としたドレスに赤いマントをまとっており、長い髪をプレッツェルのようにまとめている。
性格
真面目で頑固。多少の逆境などではくじけず、芯の強さを持っていると同時に女性的な柔らかさも兼ね備えている。が、良くも悪くも世間知らずなところが少しあるお嬢様。
正義感が強く、昔は泣き虫だった従兄弟のティボルトをよくかばっていた。
しかし、一方で責任感が強く、なんでも一人で抱え込んでしまう。
また、少々ロマンチストなところがあり、ロミオ同様時々演劇のような台詞で物事を表現する時がある。
経歴
『神聖ヴェローナ王国』から分離した「キャピュレット王国」のお姫様。
「届かないほど、近くのあなたへ」では、一人お忍びでお芝居を見に来たところでロミオと出会い、一緒に行動する。
しかし、その途中で誘拐されてしまい離れ離れになってしまう。
主人公一行とロミオ達から救出されたその後も、イアゴの陰謀によって星晶獣「オクシロモン」召喚のための生贄兼エネルギー源として利用される。
ロミオは片思いだと思っていたが、ジュリエットは実は小さい頃に一度ロミオと出会っており、その頃から彼のことを好きになっている。
救出後はそのことを伝え、お互いに両想いになった。
その後は国の再建のために尽力している。
…と、完全にピーチ姫のようなポジションであるが、「この想いを、何に喩えようか」では一転してパリス同様主役を務める。
パリスからの報告でロミオが再び帰ってきたことを知り、嬉しい反面「神王モンタギュー」として行っていることの真意が分からないため、葛藤することになる。
更に父親である「キャピュレット王」が(エスカラス派の陰謀によって)倒れてしまう。
「(ジュリエット自身の)恋心」、そして「現在の国の事情」…これらについて悩んだ末、逃げずに立ち向かうことを決めたジュリエットは神聖ヴェローナ王国の英霊の片割れ「初代ヴェローナ女王」を召喚して力を借りる。
その後、和平条約締結のための準備を進め、パリスや主人公一行と一緒にロミオ…神王モンタギューの元に向かって説得を試みる。
しかし、モンタギューからは「もうその名(ロミオ)で呼ばないで」と言われ、更に戦争を止めないことを聞かされ断念する。
一方のジュリエットも「覚悟」を決めてきたため、逃げずにモンタギューとの英霊を使った戦いに応戦するが、負けてしまい(英霊を使った疲労で)気絶する。
思いを受け継いだパリスが終止符を打ち、目が覚めて「ロミオの死」を聞かされる。
こうして、「神聖モンタギュー」と「キャピュレット王国」の長年にわたる因縁が決着し、パリスの協力を得つつも、今度は自分自身の力で…死んだロミオの分まで国を再建することに決めた。
さらなる続編である『幾千の夜を越えて、あなたに届くのなら』でも、未だ消えぬロミオへの想いに苦悩し続けている。
性能
- 光SSR(バランス調整前)
奥義 | サルヴァツィオーネ・ルーチェ | 光属性ダメージ(特大)◆英霊を1消費して追加ダメージ(65%/上限62万) |
---|---|---|
1アビ | フルミネ・ビアンコ | 味方全体に光属性攻撃UP(20%)/闇属性ダメージカット(20%)◆英霊効果の時敵の光属性防御DOWN(20%) |
2アビ | ヴァンジェーロ | 味方単体に防御UP/活性効果(回復上限500・奥義ゲージ10%)◆英霊効果の時バリア効果追加(2500) |
3アビ | シエロ・デラ・グラツィア | 英霊を回復する◆奥義ゲージを20%消費 |
サポート1 | ヴェローナの守護精霊 | 5ターン毎に英霊効果付与/ただし英霊効果がないとき攻撃力大幅DOWN(英霊初期値・上限5)◆英霊は通常攻撃・アビリティ使用で1消費 |
サポート2 | 英霊の加護 | 英霊効果時攻防UP(30%) |
LBアビリティ | アビリティ使用時、確率で英霊を消費しない |
登場イベントのシナリオは不評だったものの、プレイアブルキャラとしては非常に強力な性能を持っている。
ヨダルラーハの「三幕」のようなもの…「英霊」を消費して戦う。
ヴァンジェーロで味方の防御力をあげつつ、フルミネ・ビアンコで光パーティの火力と闇属性耐性を上げることが出来る。
英霊状態の時は、上記の効果に更に追加効果を上乗せできる。
英霊状態の補正のお陰で殆どフルミネ・ビアンコを使って殴るだけでも十分に強さは発揮できる。
- 光SSR(バランス調整後)
奥義 | サルヴァツィオーネ・ルーチェ | 光属性ダメージ(特大)/自分に極光の刻印を付与◆英霊を1消費して追加ダメージ |
---|---|---|
1アビ | フルミネ・ビアンコ | 味方全体に光属性攻撃UP/闇属性ダメージカット(20%)/極光の刻印を付与◆英霊効果中、英霊を1消費して敵全体に光属性防御DOWN追加 |
2アビ | ヴァンジェーロ | 味方単体に防御UP/活性効果/極光の刻印を2付与◆英霊効果中、英霊を1消費してバリア効果追加 |
3アビ | シエロ・デラ・グラツィア | 味方全体の奥義性能UP(1回)/奥義ゲージUP(30%)◆英霊効果中、英霊を1消費して光属性追撃効果(1回)追加 |
サポート1 | ヴェローナの守護精霊 | 英霊効果時攻防UP/5ターン毎に英霊効果付与(開始時5)◆英霊は通常攻撃で1消費 |
サポート2 | 英霊の加護 | ターン終了時に極光の刻印が3以上の場合、2消費して味方全体のHP回復/奥義ゲージUP(20%) |
LBアビリティ | アビリティ使用時、確率で英霊を消費しない |
- 水SSR
奥義 | アモール・ルーチェ | 水属性ダメージ(特大)/自分に玉水の刻印を1つ付与◆英霊を1消費して追加ダメージ |
---|---|---|
1アビ | フルミネ・アズーロ | 水属性キャラに玉水の刻印を付与/幻影効果/水属性追撃効果◆追撃は被ダメージするまで継続 |
2アビ | ランチア・サクラ | 敵に3回水属性ダメージ/水属性防御DOWN(累積)/自分に玉水の刻印を付与◆英霊を1消費して2回発動 |
3アビ | ボンボニエーレ | 水属性キャラ単体に玉水の刻印を付与/バリア効果/奥義ゲージUP(100%)◆英霊を1消費 |
サポート1 | 英霊の祝福 | 英霊効果時攻防UP/5ターン毎に英霊効果付与(開始時5)◆英霊は通常攻撃で1消費 |
サポート2 | 貴方のいる世界で | ターン終了時に玉水の刻印が3以上の場合、2消費して味方全体のHP回復/弱体効果を2ターン短縮 |
余談
本来は弱女子設定の通り戦えないが、SSR化して登場した際に非常に強力な性能という事もあってよく突っ込まれている。
また、前述の通り彼女が実装された際のイベントは
騎空士達から満場一致の黒歴史と評される程のストーリーの酷さが問題となっていた。
その為、『これからもシナリオの質が低いイベントが出た場合に登場キャラの参戦時に強力な性能を持たせて批判を避けようとする気ではないか?』
という批判や疑念も出てしまっている。
しかし三大黒歴史の後のイベントは比較的ストーリーが纏まっており少しずつ汚名返上は出来ている。
関連タグ
グランブルーファンタジーの登場人物一覧 ヒューマン(グラブル)
ジュリエット(曖昧さ回避)
アギエルバ:彼が登場したシナリオが……という事で、ジュリエットと類似案件かもしれない。後に別シナリオで名誉挽回の機会が与えられた。
ミレイユ&リゼット:イベントの余韻が薄れるフェイトエピソードの為、「贖罪RTA」と揶揄された。実質後輩ポジション。