「言いたいことは… いくつかあるんだよ…
ま…一言でいえば 本気にさせたな」
概要
初登場は『エアマスター』(アニメ版には未登場)。後に『ハチワンダイバー』にも登場。
国籍・年齢・職業等々、すべての経歴が謎の八極拳の使い手。
主人公・相川摩季のランキング4位戦に初登場し、はじめはバトルの解説をする謎の青年でしかなかったが、初戦闘で対戦相手となった忍者を5ページで瞬殺。
また、不完全な状態だったとはいえ、驚異的な戦闘能力を有するラスボスを一撃で撃破。
物語終盤でも本気を出したラスボスと前人未到の鍔競り合いを展開し、周囲も読者をも度肝を抜く戦いぶりを見せた。
変t…もとい、クセモノだらけの『エアマスター』において、ほぼ唯一の常識人であり、その強さと生き様、数々の名台詞から劇中の人物内ではトップクラスの人気を誇る。
容姿・性格
187cmという長身にワイシャツと黒のスーツを着崩したホスト風のラフな格好に白の革靴、白髪(銀髪)のやや細面で、体格よりもスリムな印象を与える。
性格は至って物静か。ただし、戦いのこととなれば内に秘めた闘志を静かに燃やす熱さもある。こと八極拳に対する考えは真摯で、伝統的な八極拳に対する強いこだわりを見せる。
バトルスタイル
「勉強させてやる・・・」
「お前が自分のことを八極拳士の一人だと思っているなら・・・ 八極拳士は二の撃はいらない」
「八極拳士は一撃で相手を倒す」
「"八極"とは"大爆発"のことだ」
昨今の対戦格闘ゲームに見られるような「連撃に特化した八極拳」ではなく『一撃必殺』を旨とした正統派八極拳を用いて戦う八極拳士。
駒田シゲオとの戦いで上記のセリフと共に本場の八極拳を見せ付けたシーンは特に有名。
その爆発力たるや、震脚一発でコンクリの床を踏み抜き、発頸で自分に殴りかかった相手を逆に吹き飛ばし、対戦相手をコンクリの壁ごとぶっ飛ばすなどなど、もはや開いた口がふさがらないほどのぶっ飛んだ破壊力を見せ付けてくれる。
実力も「深道ランク2位」と、もはやバケモノレベルであるランク1位のラスボス渺茫を省けば、間違いなく『現代最強の男』である。
ハチワンダイバーでもその爆発力は健在(初登場時は明言されてはいなかったが、のちに本人と判明)。主人公・菅田健太郎との対局後に絡んできたチンピラを前に将棋盤を手刀で叩き割ったり、かかってきたチンピラを殲滅したりと、大暴れ。
ついでに言うと、将棋の方も相当強い。
というのも、この時点での彼の職業と言うのが代打ち集団の暗殺部隊の師範で、普段から将棋と八極拳の両面を鍛えているため。
「将棋に暗殺とかどうなの?」と思うかもしれないが、『ハチワン』だからしょうがない。
なお、弟子たちからはかなり慕われてるらしく、その弟子も何故か全員女性である。