概要
イーモン博士に作られたピンク色のロボット。
元はお笑いロボットだったが、乱心し世界征服を宣言したワルナッチ博士を止めるべく、戦闘用ロボットに改造されて立ち向かうことになる。
戦闘用になったとは言え、「コンナンイラヘン」「トンデケー」等の技や仕草はどこかユーモラス。
エンディングでは再びお笑いロボットに戻り人気者になった。
性能
改造の成果か見かけによらず中々強い。
格ゲーの主人公にしては珍しくトリッキーな性能をしており、派生技も含めればスタンダードな技を取り揃えている一方、移動速度やジャンプがかなり遅くなっている。
そのため、後述する突進技「ローリングスカ」をどこまで使いこなせるかがかなり重要になってくる。
幸い、対CPUであれば高性能な「ローリングスカ」を連発しているだけでもそれなりに戦えたりするため、クエストモードなら主人公なのに初心者では扱えない……といった問題は起こりにくい。
技一覧
- ローリングスカ
高速回転しながら相手に突撃するという、お笑いロボットらしいややシュールなモーションから繰り出される突進技。
しかし見た目のネタっぷりとは裏腹に、発生が早く、速度があり、まず一方負けしない程度には判定が強く、地上と空中のどちらでも出せ、コマンドも簡単な上に暴発しにくい……とかなり高性能。
その上追加入力による派生のパターンが豊富で、山なりに跳んだり途中で垂直ジャンプしたりと様々な軌道で出せるため、判定の強さを活かして対空迎撃に使ったり、相手の攻撃をかわしつつ突っ込んだり、あえて直撃させず頭上を飛び越えてから投げ等を決めたり……と非常に用途が幅広い。
さらに、やや難易度は高いもののある隠しコマンドを入力すると、イーロボの必殺技中最大の火力を叩き出す強化版まで出せる。強すぎ。
ただしどこまでもいいことずくめの技というわけではなく、敵に当たると大きく跳ね返って隙を晒してしまうという欠点もある。
ローリングスカにはダウン性能がないため、相手によってはガードされるどころかヒットしても反撃が確定してしまうことがある。対CPUではあまり問題にならないが、対人戦では注意が必要。
- トンデケー
スカポンの頭をそのまんま発射して攻撃する技、某アンパンマンを連想した人も多いだろう。なお発射した頭はすぐに補充される。
見た目は衝撃的だが技の性能は普通の飛び道具。
しかしそのまま真っ直ぐに頭を飛ばす関係上、背の低いキャラには当たらない。
- コンナンイラヘン
頭を両手で抱えて相手に突き出して頭突きする技、なにを言ってるか分からねーと思うが簡単に言うとトンデケーの灼熱波動拳版みたいな感じ。
しかしトンデケーと比べて発生が遅く頭をゆっくり後ろに戻す為スキが大きい為あまり汎用性は高くない。
しかし前進しながら発動すると体も一緒に移動して距離を詰める突進技として使える上、ab同時押しというかなり簡単なコマンドで発動する為咄嗟の対空や意表を突くのには十二分に使えるスペック。
- スカポンナゲ
ヒョイと相手を持ち上げてポイっと投げる技、本作は投げ技を持っていないキャラも割といる中、主人公だからか威力そこそこでリーチが長めの割と優秀な投げ技を貰っている。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではアシストフィギュアとして登場。原作同様トンデケーを使うほか、代名詞のローリンスカも使う。
このローリングスカは全スマブラキャラ中最強クラスの判定でほぼ全ての技に打ち勝ち、良くて貫通するだけで一方的に打ち負ける事は絶対にない凶悪な技となっている。原作同様空中だろうがお構いなしに放ち、出も超速い上にある程度接近してから発動する為、見てからほぼ回避はできないレベル。
アシストフィギュアのキャラとして紛れもなく最強格。
スピリットとしても登場、堂々の星4つのレジェンド級。
体力制でMiiファイターとの戦いにスカポンが召喚されるというかなり厄介なものになっている。
Miiファイター自身も飛び道具強化や原作の隠しコマンドのローリングスカの再現か一定時間攻撃力強化のバフが乗る為、スカポン対策にアシストキラーをつけると本体に狩られ、本体を対策すると今度はスカポンに狩られると言うジレンマが発生している。これと言った対策が無いスピリットで、数あるレジェンド級の中でも最難関クラスの難易度を誇る。
関連タグ
スカポンタン:タンを足してみるとこの言葉になる。