概要
ゲーム『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場するスグリ×アオイ(女主人公)のカップリング。表記揺れは「スグ主♀」。
(スグリが登場するのはDLC「ゼロの秘宝」の前編「碧の仮面」から)
アオイはオレンジアカデミー / グレープアカデミーの生徒で、スグリはブルーベリー学園の生徒。
合同林間学校がキタカミの里で行われ、二人はペアを組んで課題をこなすことになる。
以下ネタバレ注意。
前編 碧の仮面
スグリはアオイに対して初対面の時から「かっこいい……」と口にし強く惹かれる様子を見せる。(スグリは主人公のポケモンバトルの強さに憧れる描写が多々あるがこの時点ではパルデアからやってきた学生ということしか知らない)
スグリの祖父ユキノシタに対してアオイがスグリを友達であると話したことをきっかけにスグリにとっての初めての友人として認識されるようになる。
林間学校のペアとしてオリエンテーリングをこなしゼイユを含めた三人でオモテ祭りに行きりんご飴を買ってもらうなどほほえましい様子を見せていたがアオイとオーガポンの出会いをきっかけに事態は不穏な方向に転び始め……
全面的に好意的な様子を見せる前編前半部からオーガポンのことについてゼイユと共に隠し事を持ってしまった後半部への急転直下ぶりとまさかの仲直りせずに後編への引きとなる展開は多くのプレイヤーに衝撃を与えた
後編 藍の円盤
実力を伸ばしブルべリーグチャンピオンとなり過去を捨て自分は変わったのだという自負からかそっけない態度を取るようになるスグリ。しかしカキツバタが「だぁい好きなお友達」とアオイを形容しても否定をしなかったり、終盤のエリアゼロにおいてギミックを解除するために離れたところに言ったアオイを呼ぶことをゼイユに促された際に「俺が呼んでも嬉しくないでしょ…」と零すなど自分がアオイを疎んでいるというよりは自分の方が好かれていないと感じているような反応を見せる。
最終的にゼロからの関係再構築を願う辺り、友人としての好意はずっと失われなかったのだと思われる。
番外編 キビキビパニック
憑き物が落ちた様に穏やかな彼に戻り、番外編では自分の知らない間に親友に出来ていた新しい友人(スグリ)に複雑な感情を見せるペパーに「アオイの大切な人は俺にとっても大切だ」と言外にアオイのことが大切だと言いつつ包容力も見せるという大成長を遂げていた。
ただしネモを紹介する際に「ライバル!」の方を選ぶとそわそわと落ち着きなく前髪を弄りながらこちらをうかがうというややレアなモーションを見せる。
「チャンピオン!」の方だとない反応のためアオイのライバルでありたいという気持ちは後編後もしっかりある模様。
番外編クリア後 リーグ部にて
リーグ部で交流を重ねれば他の部員同様ポケモン交換ができるのだが、よりにもよってスグリからもらえるのはなんとカジッチュである。一見リンゴが名産であるキタカミ出身のスグリらしい選出……と思われるのだが、カジッチュにはガラル地方では「好きな子に告白する時カジッチュをプレゼントすると結ばれる」という逸話がある。
(なお、同じキタカミ出身のゼイユが交換に出すのはチャデスである。)
スマホロトムを持っていないスグリがこの逸話を知っている可能性は低いのだが、リーグ部ではガラル地方出身のボタンを呼ぶことが出来る。
彼女との交流次第でカジッチュの逸話を知ることになる可能性は高い。
もちろん、こちらからポケモン交換で出すポケモンは伝説ポケモンなどの特別なポケモン以外はなんでもいいのだが、つまりアオイからカジッチュを送ることもできる。
この交換が成立した際、この二人の恋はプレイヤー次第で成就させることができる。
(ただし、状況的にスグリから告白はしていないため、成就してないと解釈することもできるが…)
余談
DLC全体においての特徴でもあるが主人公の選択肢に個性の強いものが本編以上に目立ち、恐れ穴で暮らしているという鬼さまに対して可哀想、自分の家で暮らしてほしいというスグリに「一緒に暮らそう」と答えることが出来たり(これは鬼さまとスグリが、とも受け取れるが他言語版を見るに主人公も含める意図である)、
四天王のネリネの「スグリを思う気持ちはネリネよりアオイの方が強いのですね」というセリフに対して「そうです!」と返すものがあり、プレイヤーの選択次第では非常にスグリに対して強火になることが出来る。