概要
所有者はサラー。 OSギアに対応した白いボディカラーと金色の角型トリガーパーツが特徴のOSビーダマン。 先代同様ホールドパーツは頭部にセットされておりダイヤルで調整することで、様々なショットを繰り出せる。
金色の角を持つビーダマンが生まれたのは、何故か?
頭部のアイポイントを下げることでビーダマを発射する仕掛け故にOSギアを装備することによる機能の拡張が行えないこともあるが、中でも【チームパーフェクトハンターズ】との試合の時に金色に輝くボディが敗北条件である自分のチームのターゲットの場所を相手チームに教えてしまうという形で仇となりチームを窮地に陥れてしまったため。
これらの出来事から、色々なショットを撃つ技だけでなく連射やパワーにも対応できるように設計・製造し、仇となった金色に輝く部位は、トリガーパーツのみに止めた。
Dr.タマノのはからいでパワーを増強するパーツも加えられており、
サラーの弱点だった部分を補強する事に成功している。
実際の製品
タカラ(現:タカラトミー)からOS世代ビーダマンとして販売された。
ゴールデンビーダマンの機構を改良しており、発射力等の面では改善が見られるが、
角に見立てたトリガーを下に押し込んで発射する都合上、この角に力が掛かり
折れてしまいやすいという欠点がある。交換用パーツの付属・販売等もなかったため、
遊んでいるうちに壊れてしまったという話も少なくない。
また、発射力の面でも初代変化球機であるゴールデンビーダマンよりはマシではあるが
締め撃ち機構が強化されている同世代機と比べるとパワーは非常に低いと言わざるを得なかったり、
OSギア自体には対応しているもののバレル系のパーツは付けられないという面もある。
同コンセプトの後継機としては「パワードスフィンクス」が存在するが、
こちらは弱点だった発射力が大幅に強化されているものの、今度は
弾速がありすぎて近距離ではカーブしている事が逆に実感しにくくなっているという難点があり、
パワーと変化球を高次元で両立させる事の難しさが窺える。
余談
スタッグスフィンクスの『スタッグ』とは『雄鹿』及び『クワガタムシ』を意味する言葉で、そのためスタッグスフィンクスは意味になっている生き物と同じく一対の角を持っているのである。