ストームフロント
すとーむふろんと
本名クララ・ライシンガー。ヴォート社所属のスーパーヒーローチームセブンに所属するスーパーヒロイン。飛行能力と手からの電撃と再生能力を持つ。
ザ・ボーイズに殺されて戦死したトランスルーセントの穴埋めにセブンに加入する。性格は自由主義で陽気だが実際は権力志向の強い好戦的かつ悪質な野心家で同じスーパーヒロインであるスターライトやクイーン・メイヴと違いザ・ボーイズとも対決する。
実はその正体はナチスの生き残りで若く見えるが実年齢はなんと100歳(1919年生まれ)。ナチスらしく人種差別主義者でキミコの弟を罵倒して惨殺したりした。かつてはアーリア人による世界支配を目論み、ヴォート社の設立者である元ナチス科学者フレデリック・ヴォート博士と恋人関係でもあり、最初にコンパウンドVを投与して超能力を得た人間でもあった。後にナチスドイツ敗北を予見して夫と共にアメリカに亡命した博士との間の娘もいたのだが老いてしまって他界した。以前はリバティーと言う名前でヒーロー活動をしており、その頃においても差別的な所業をしていた他、当時の人気ヒーローソルジャー・ボーイと共にヒーローガズムと言うパーティーを最初に開催した張本人である。
その目的はコンパウンドVを安定した薬にして世の中を能力者だけの世界にし、優秀な超能力者をリーダーとする為だった。
当初は人気を博した事でホームランダーと対立していたが後に愛人関係になり、彼を非白人種との戦いに誘おうとする。だがAトレインによってナチスだった過去を暴露された事で信用を完全に失い、セブンを追放される。
そしてホームランダーの息子であるライアンを連れ戻そうとするも、ベッカにナイフで左目を刺され激昂して殺そうとしたところをライアンの超能力の暴発に巻き込まれ重傷を負う。
その後保護され病床で入院し、ホームランダーにはアーリア人が支配する世界を拒否される等と突き放される日々に絶望し自殺する。
原作コミックでは男性で、『ペイバック』というアベンジャーズに似たチームに所属している。
名前の由来はアメリカの(日本で云う)ネット右翼向けの同名のWeb掲示板と思われる。