グッ!
ぐっじょぶ!
パーふぇくと!
ピースおぶけいく!
曲概要
作詞:松井洋平
作曲・編曲:本多友紀(Arte Refact)
歌:ノンシュガー(真中のん(CV:田中美海)、月川ちり(CV:大森日雅)、太陽ペッパー(CV:山下七海))
初出:プリパラ&キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR み~んなでアイドルやってみた!(大阪公演:2018年9月9日開催)、筐体オールアイドルライブ5弾
収録CD(初出):プロミス!リズム!パラダイス!(2019年9月11日発売)。
NexTone作品コード:N00618828
JASRAC作品コード:501-5672-1(演奏権のみ部分信託)
説明
シュガーレス×フレンドの初ライブから2年近く立って披露されたノンシュガーの新曲。作詞・作曲が同じと言う点で、シュガーレス×フレンドの続きと言えるような曲であり、相変わらずじゃんけん・名前を使った言葉遊びが歌詞に多く使われているほか、シュガーレス×フレンドと似たような曲調が使われている部分も。
「甘くない」と言う部分がさらに増して「スパイシー」と辛いほうに突入しており、1番では甘いイメージのあるホットケーキを辛いものとして完成させてしまっている。そこから味が喧嘩している→喧嘩するほど仲がいいと繋げたり、ツンデレを持ち出してくる歌詞に注目。
さて、この曲、初披露となったのは上述のオータムライブであるが、ライブ当日まで何の告知なしにいきなり披露されたため、その衝撃は大きく、特に初回である大阪公演の昼の部では悲鳴が上がるほどの衝撃であった。Twitterにはノンシュガー関連のワードがトレンド入りし、ライブ不参加者やアイカツ!のライブに参加していた人にも衝撃を与えることになる。
当時、プリパラのアニメが放送終了してから最初のライブであり、後継作であるプリチャンとの合同ライブであったことから、世代交代→プリパラのライブは終了と考えるファンも一定数いた状況であった。特にノンシュガーはアイドルタイムプリパラで出番が少なくかつ新曲もなかったため、ほぼほぼ絶望的な状況。そんな中での新曲の披露と言うのは希望の光であり、ノンシュガーファンだけでなく他チームファンからも今後に期待できるものになったのは言うまでもない。
ノンシュガー自体もこのライブ以降、アニメでの扱いが嘘であったかのように大きく飛躍することになる。
長らく音源化されず、ファンの中では「幻の曲」とまで言われていたが、丸1年経って発売された「プロミス!リズム!パラダイス!」にリード曲として11曲目(最後から2曲目、最後はプリパラツアーのツアー曲である「Crew-Sing! Friend-Ship♡」)に収録された。
なお、オータムライブのBlu-ray/DVD自体は3月に発売されていたため、先行してライブの様子を見ることができたほか、プリパラジオのノンシュガー回で1番部分が流されている。
2020年9月にはCGライブが制作されていることが発表され、一部が先行公開され、後にに制作された『アイドルランドプリパラ』第7話のノンシュガー主役回「どーでもよくないノンシュガー」にて、約3年の時を得て、ついに全面公開された。
筐体では再稼働した「オールアイドル」のライブ5弾(2020年2月)の新曲として登場した。アニメ放送終了後の新曲が筐体に登場するのはこれが初となる。また、ライブ8弾(2020年10月)ではスペシャルステージver.が登場し、振付がライブイベント同様のものになったほか、背景にCGライブが流れるようになった。
余談
- 「何の告知なし」と書いてあるが、兆候のようなものはあり、なぜかノンシュガーが揃っていることが多くなったり、田中美海、山下七海のブログや大森日雅のTwitterに匂わせるような文面があったりしていた。しかし、それまでサプライズで新曲を披露したことはなかったことや(WITHのライブは別として)、登場した時は新衣装であるスーパーサイリウムコーデで(それまではドットコーデであった)この衣装のことを指していたと思われたこともあって、結果として衝撃を大きくすることになった。
- ただの飾りに見える「♪」「*」「!!!」であるが、それぞれ「のん(サイドテール)」「ペッパー(太陽)」「ちり(扇子or孔雀の冠羽)」に見立てたものとする説がある。ちなみに筐体では歌の部分が「のん ペッパー ちり」となぜか変わった順番で表記されているが……(本来は「のん ちり ペッパー)。
- 基本的なコールはスクリーンに出てくる部分を言うだけで、「Go!Go!女の子ってミラクル」「Oh Yeah!」「Hot!」「OK!」「So Hot!」を覚えておくだけで簡単にコールができる(基本的に歌詞の括弧の中)。
- 例外的なコールとして2番の「かわいくなりたいの」の後に「オレモー!」を入れる人が多い。「オレモー!」自体はアイドルではよくあるコールであり、おそらくWake Up,Girls!の現場から持ち込まれたと思われる(田中と山下がWUGのメンバーであるため)。当初は入れる人は多くなかったが、プリパラジオで触れられたことで中の人公認状態になったことなどから、自然とコールとして定着した。
- オータムライブで初披露された時は「シュガーレス×フレンド」→「かりすま〜とGIRL☆Yeah!」のノンシュガーバージョンのメドレーからの流れであり、「かりすま~と」のサプライズを仕掛けてからの今回の大きなサプライズと言う相当手の込んだ二重サプライズになっていた。ちなみに大阪公演夜の部では中途半端にネタバレが出回っていたこともあって、「かりすま~と」を新曲と勘違いしていた人が一定数おり、「"真の"新曲」で衝撃を食らうことになった。
- ノンシュガーの新曲と言えば、長らくこの曲のことを指していたが、『Pripara Friendship Tour 2019 プロミス!リズム!パラダイス!』(プリパラツアー)の4月28日公演で「リザーブ・ザ・リバース!」が披露されたため、その後は「新曲」が2曲存在する状況になっていた(ライブの円盤が先に発売されたのは「スパイシー♪ホット*ケーキ!!!」なので、ある程度は区別がつくが)。2020年にはさらに新曲制作も予定されており、もう新曲と呼ばれなくなる日が来るのかもしれない。
- プリズムストーンカフェ(AMO CAFE)で開催されたノンシュガーカフェではメニューに同名のフードがあった。ピンクカレーの真ん中にホットケーキが数枚あり、その上にチーズクリームとプチトマトが載っていた。
- この曲が作られた経緯はよくわかっていない。ノンシュガーの救済とかアイドルタイムプリパラ2期用の曲だったのではとか考えられているが謎である。披露直後は12月の『み~んなでキラッとプリティーライブ2018』にノンシュガーが出演しないので先出しした説があったが、そのプリティーライブで披露された新曲はドロマゲドン・ひの「スター☆ア・ラ・カルト」だけであり、他チームの新曲はなかったのでこの説は違った。結局他チームの新曲はプリパラツアーでお披露目されることになるのだが、ノンシュガーも先述した通りプリパラツアーでまた新曲を披露したため、謎は深まるばかりである。
- 信託状況が登録されたのは初披露から10ヶ月も経過した2019年7月。ただし、JASRACに信託されたのは演奏権のみであり、それ以外はNexTone信託になっている。プリパラの楽曲は一部のタイアップ曲を除いてJASRAC全信託であったため、単なるキャラクターソングがNexTone信託となるのは今回が初である。ここまで信託が遅くなった理由や今回NexTone信託となった理由は不明(演奏権だけJASRAC信託なのは単にNexToneが演奏権の管理をしてないため)。ちなみに「スター☆ア・ラ・カルト」は2019年1月頃にJASRACに全信託で登録されている。
関連タグ
スパイシーホットケーキ - 表記揺れ