「力とは数だ。強さとはそれを操る狡猾さだ。個人の暴力なんて、世界にとっては取るに足らない」
人物
本作の主人公。歴代最強と謳われた陰陽師「玖峨晴嘉」が転生した姿。魔法が使えないため、代わりに前世で使用した妖術を武器としている。
貴族であるランプローグ家の三男だが、当主ブレーズの妾の子であるため、家族(特に次兄のグライ)から疎まれている。
弱点は馬車酔いしやすいことで、これは前世から変わっていない(本人曰く「牛に比べて馬は速すぎる」とのこと)。尤もこれは、自分が乗っている馬車を、上空から式神で見下ろしているのが原因ではないかと思われる。
関連タグ
マッシュ・バーンデッド:魔法が当たり前の世界で、魔法が使えず代わりに持ち前の別の力を活用するファンタジーキャラ繋がり。
アニスフィア・ウィン・パレッティア:同時期にアニメが放送されている異世界作品の主人公繋がり。こちらも先天的に魔法が使えないが、時代はかなり違えど元日本人の転生者で、別の力で補って活躍している。
ハオ/麻倉葉王:近年再アニメ化され、無事に完結した作品である『シャーマンキング』の主要キャラにして主人公らの宿敵、救済相手でラスボス。こちらも元々は凄まじく高い実力の陰陽師・(経緯などは違えど)転生者・かなりの狡猾さを持つ・忠誠心の高い部下を持ち従わせる・現在の実力も凄まじく高いなど、これでもかという程共通点が多い。
ネタバレ注意
ブレーズ以外は知らないことだが、実は魔族領で消息不明となったギルベルト(ブレーズの弟)の息子。つまり、ブレーズの妾の子というのは表向きの話であり、実際には彼の甥(ルフトやグライの従兄弟)に当たる。
転生した玖峨晴嘉は知らないが魔王の器を持つ者。
魔法が使えないのはそれが起因となっている。