ゼノやよい
ぜのやよい
アニメ『アイドルマスターXENOGLOSSIA』の登場キャラクター。
“原案”である『アイドルマスター』にも存在するキャラクターだが、性格・年齢・おかれている状況などが極端に違うため、区別するためにこちらのタグが使用される場合がある。
主人公の天海春香とは同年の幼馴染。
春香よりも先に上京し芸能界入りしている。とはいえ、トップアイドルには程遠く、着ぐるみを着させられるなど、バラドル路線の下積みどころと言った様相。
それでも一応、「高槻やよいのやよい式ラジオ」というラジオの冠番組を持っているのだが、これまた聴取率が悪く打ち切りのボーダーラインにあり、春香達に投稿ハガキの捏造を頼む一面も見られる。とは言え、この番組のタイトルコール「こんばんやよやよ〜」で、ゼノやよいゾーンに墜ちた者が結構おり、ファンは少なくはない模様。
性格は面倒見がよく、どちらかと言うと姉御肌。
幼い頃からいじめられている春香を助けたりしていた。2人はそれ以来の親友で、春香が上京したときも、本来なら彼女が迎える予定だった。
おどけた一面も持っており、モンデンキントの面子に会うときは大体着ぐるみ(仕事先で借りた物。基本は春香の好きなペンギンの着ぐるみであるが、ヒトデやカニの着ぐるみなども着る事がある)を着てウケを取ろうとする等、仕事をこなす内に大のコスプレ好きに成った模様。ニワトリの着ぐるみの嘴でみだれづきを繰り出したり、ペンギンの着ぐるみ姿のままボディプレスしたりと、身体能力の高さがうかがえる。
水瀬伊織とは「コスプレ芸人」「デコちゃん」「おでこサンシャイン」と呼び合う犬猿の仲だが、実際は喧嘩する程仲が良い関係。
終盤まで春香を取り巻く環境について知ることはなく、iDOLを取り巻く状況からは蚊帳の外にいるのだが(春香のインベルに対する想いを人間の男性であったと勘違いしていた程)、それでも春香のことを一番理解しているのは彼女であり、メンタル的に塞ぎ込んでいた彼女に檄を飛ばしていた。
なお、本作では春香と同い年という設定から本家に比べてかなりプロポーションがアップしている。
漫画『アイドルマスターrelations』などでペンギン着ぐるみを着るやよいの姿が幾度か描かれており、その後もソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』でコスプレアイドルが何人か登場する。
その中でも着ぐるみアイドルは市原仁奈と上田鈴帆が登場。特に鈴帆はウケを取る為に着ぐるみを着用。やよいと動機が同じ。後は自己陶酔と言う意味では南条光にも近いものがあるかもしれない。