概要
1940年11月11日から12日、夜間にイギリス海軍が行った空母艦載機によるイタリアのタラント軍港への攻撃。ジャッジメント作戦。
タラント港はイタリア南部、イオニア海に向かって開いたタラント湾内に所在する。
事前のトラブルにより、装甲空母「イラストリアス」艦載機のみの参加となった。
22時58分、第1波(ソードフィッシュ×21機)がタラント上空に到着し、爆撃・雷撃を敢行。戦艦「コンテ・ディ・カブール」と戦艦「リットリオ」に魚雷が命中した。
日付が変わる頃、第2波(ソードフィッシュ×9機)がタラント上空に到着し、爆撃・雷撃を敢行。「リットリオ」と戦艦「カイオ・ドゥイリオ」に魚雷が命中した。
魚雷を受けた3隻は大破着底し、「コンテ・ディ・カブール」の浮揚は1941年7月までかかり、修理は1943年6月に諦められた。
残り2隻は数日後に浮揚されたが、「リットリオ」は1941年3月、「カイオ・ドゥイリオ」は1941年5月までアンサルド造船所で修理を受けた。
「イラストリアス」艦載機は2機が撃墜された。