概要
CV:久川綾
エメロード姫亡き後の異世界セフィーロを狙う3国の一つ「チゼータ」の姉妹姫の妹。
おっとりとした姉タトラと違い熱血漢タイプ。とはいえ根は素直な性格。
口調は基本男っぽいが、怒ると関西弁?(チゼータの方言)が出ることも。ちなみに中の人は大阪府出身である。
武術等々で彼女より優っているタトラには頭が上がらない。
チゼータは劇中で小さな球状の主星の左右から横にラグビーボールを半分にしたような形状の形で描かれているが、実はチゼータの領土は中央の主星のみ。それゆえかなり狭い国土が狭い。故郷チゼータの国土が小さい事をかなり気にしており、これが今回の進攻につながっている。
アニメでは複数回海と決闘している。
1回目は海を捕えブラヴァーダ内にて。
口論となり、実力を確かめるべく剣での勝負となり、戦いの中で艦内の象型のオブジェが破損、激昂して取り乱した所を海に迫られ敗北仕掛けるも主君の危機に衛兵らだ包囲、しかしタトラが静止し勝負は中断。
本気の勝負である2回目決闘にて、彼女とタトラそれぞれと決闘するという勝負を挑み戦いで海の攻撃で吹き飛ばされた反動で転落仕掛けるも海の魔法で助けてもらいそのまま敗北。
その後は姉の戦いを見守るが、戦いで転落しかけた海を咄嗟に助けてしまいその後姉妹2人とも敗北、潔く負けを認め侵攻を中止している。
魔法騎士らと接点がなかった漫画版ではそれぞれ各国のトップらが道を作り侵攻する通路ともいえる光の道を作りだしていたのだが、ファーレン・チゼータの2カ国の道をオートザムの道が貫き抑えられてしまう。3カ国会談の際、イーグルからセフィーロより撤退するよう提案があったが、拒否。国土滅亡の危機にあるオートザムが新天地を求め、セフィーロが無理に攻め込むかも知れず、国軍を持たないセフィーロのために戦うことを決め提案を拒否。オートザムとの全面開戦に踏み切った。
だがそこに最後の試練を与える者が現れ、ふるい落とされ試練には参加できずに終わる。
最終回では姉と共に3カ国の会談に参加している。
守護精霊
- ラクーン
代々のチゼータ王位継承者に憑依・使役される「ジン」と呼ばれる守護精霊の一体。筋骨隆々の屈強なランプの精のような姿で、ラシーンとは対照的に青い姿をしており、移動要塞「ブラヴァーダ」の艦首にある女神像の付近に、ラシーンと共に顕現する。
ラクーンと合体して粘土のように体の形を自在に組み替えることも可能で、この能力で海との2回目の決闘のフィールドを空中に作り出したり、決着後にブラヴァーダで海を送り届けた際の通路を空中に作るなどの活用をしている。
余談
なお、『レイアース』では自動車にちなんだ固有名詞を人物や地名につけており、タータも、インドの自動車メーカー、タタ・モーターズからとった名前と推定される。
日本ではあまりなじみがないものの、タタ・モーターズはインド屈指の大財閥「タタ・グループ」の一角を占め、イギリスのジャガーランドローバー、韓国の大宇(デウ)、スペインのイスパノを傘下に収め、さらに数多くのメーカーと提携を結ぶ、とんでもない大企業である。
大国の姫君にはふさわしい名前かも知れない……
関連タグ
スクルド/ベルダンディー - 中の人つながりであると同時に姉妹つながりでもあるああっ女神さまっのキャラ
ライラ - 姉妹で同じ演者であると同時に姉妹つながりでもあるミュークルドリーミーのキャラ。ただし、ライラは姉である。