概要
『メタバース空間』へと誘う緑色のサングラス。形状は様々。所謂『VRゴーグル』を眼鏡状に余剰部分を削ぎ落としブラッシュアップさせたモノ。価格自体も小学生である『イッキ』や『ハグミ』ですら持ち歩き可能な程に普及されていると推測。狭い寝室やトイレですら何時でも何処でも空間内へ行ける。専用座椅子も備えられているが、飽く迄も補助的に過ぎない。基本的にアバターは等身大ではあるが、コスプレであろうが、獣人的に姿を変えようが自由に変えられる。
それでもメタバース空間では一定のルールが設けられ、第1条には『自身と近い形状のアバターでなければならない』と決められているが、『シオン』は選定する際に美形男子のデータを誤送信し、友人との関係が複雑に成ってしまう弊害が起きた。
『超進化鉄道開発機構』は『シンカリオン運転士』の実地訓練はこのサングラスを通した空間内で実物サイズの『シンカリオン』を用いて行う。