ピクシブ百科事典

ダスト8

だすとえいと

「ダスト8」とは、1972年1月から5月まで『週刊少年サンデー』で連載された手塚治虫のマンガ作品。連載中のタイトルは「ダスト18」。
目次[非表示]

作品解説

ある飛行機事故で生き残った8人の男女。彼らが手にした命を与える石を2人の亡霊「キキモラ」が反発しつつも取り返していくというオムニバス形式のサスペンス。
なによりも石を取り返す事を優先する女性のキキモラ、生き延びる為彼らを守る事を条件に大金を手に入れようとする男性のキキモラの2人が中心となって、やがて死ぬ運命にある8人がそれぞれの死に向き合っていくストーリーが描かれる。話数は「ダスト○」という風に何人目かを示しているが、それぞれのエピソード同士に関連性は殆どない。

手塚治虫スランプ期の一作として

連載中のタイトルは「ダスト18」であり、本来であれば生き残るのは18人で話数も18+α話と長期連載されるはずだった。しかし人気は乏しく、たった6人のエピソードを描いた所で打ち切りとなってしまう。
短期で打ち切りとなってしまった事で単行本化もなされなかった。
転機となったのは講談社により手塚治虫漫画全集が刊行される事になった時。2人分のエピソードを追加した上で全体に手直しを加え(例:最初に救出される場面では18人いたのを8人に書き換えた)、タイトルも『ダスト8』と改題して収録された。

当時手塚は台頭してきた劇画ブームに悩まされており、彼の漫画は人気に陰りが出ていた頃だった。本作にも絵のタッチに迷いが生じていると思われる箇所が見受けられる。
とはいえオムニバス形式といった特徴は次の年に始まったブラック・ジャックなどの礎となった事は確かだろう。

2019年には、観月ありさ主演の舞台化作品『手塚治虫 生誕90周年記念 原作:手塚治虫「ダスト8」より舞台「悪魔と天使」』が上演された。

関連タグ

手塚作品
ファイナル・デスティネーション:話の展開は全く違うが、きっかけと生き残った人物が例外なく死ぬという各話の結末はこの映画が思い出される。(出た作品は本作の方がずっと先)

関連記事

親記事

手塚作品 てづかさくひん

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「ダスト8」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 17

コメント