CV:三宅健太
概要
勇者パーティーの一員で「武闘家」の加護を持つ。いわゆる俺より強い奴に会いに行く系のThe脳筋で、義理や友情にはとても篤い男だが、無神経な面も。
困難にぶつかる(時に死にかける)毎に以前よりも強くなるというどっかの戦闘民族みたいなお人。
自らの加護は、勇者や賢者に比べると決して上位とは言えないのだが、本人の性格と生まれながらの加護の相性が恐ろしく良く、かつての仲間のギデオンも「俺が見た人間でダナンほど自分の加護に愛されている人間はいない」とまで評されている。しかしそれ故に、元の性格と備わった加護の相性が良くない人間達の苦しみが理解出来ないという難儀な面もあり、勇者の加護の衝動のせいでルーティがずっと苦しめられてきた事をギデオンに聞かされた際も、意味不明な様子を見せていたが、ギデオンとルーティのゾルタンでの生活を暫く見守る事にした。
魔王軍に滅ぼされた村の出身。道場主だった事もあり弟子もいたが、弟子たちは皆、進撃してきた魔王軍との戦いで死に自身のみが強さゆえ生き残ってしまった過去がある。魔王軍との戦いに身を投じたのは、この時に喪ってしまった弟子たちの敵討ちの側面もある。
打倒魔王の最短ルートと考え勇者パーティーに参加する。ギデオンの実力を認めていたものの、他のメンバーよりも能力が見劣りする様になった結果、言いたい事をはっきり言わないと気が済まない性分も重なり、アレス程では無いが彼の事を辛辣に批判する様になってしまい、結果的に実力不足に悩んでいたギデオンを余計に追い詰め、更にはアレスに彼を追い出す正当性を強調してしまった。
その後、自分のギデオンに対する行き過ぎた態度をテオドラに指摘され、新たなリーダーとなったアレスの失態の数々が原因でパーティーが崩壊寸前になった結果、自らのギデオンにとってしまった態度を後悔。パーティーを立て直すにはギデオンの力が必要と考え、ギデオンを連れ戻す為に単独行動に出て、彼のいるゾルタンにまで辿り着く。しかし、この時にはアスラデーモンのシサンダンに強襲され右腕を失った。