CV:雨宮天
概要
ギデオンの従騎士時代からの師にして戦友であり親友でもあるハイエルフのお姉さん。
出身はキラミン王国。「木の歌い手」の加護により、植物と会話して力を貸してもらうことができる。勇者の旅の中盤(ロガーヴィア攻防戦の佳境)よりギデオンの要請で勇者パーティに入っていたのだがギデオンの離脱と、それに伴うゴタゴタからアレスと対立・衝突してギデオンを探すために勇者パーティから離脱した。
ロガーヴィア攻防戦時、ギデオンの強さを「加護やスキルを超えたところにある」と評価するも、それゆえに「(ギデオンの)苦労は私では肩代わりできない」として、リットに「ギデオンは強いけど無敵じゃない。ひどい事を言われれば傷つくし、悲しい事があれば涙も流す」と教え、彼女(リット)にギデオン(レッド)の手を取って支え合える者になってほしいとお願いしている。
のちギデオンを探すためロガーヴィアにいるはずのリットに手がかりをもとめたが、リットの国からの出奔により空振り。そしてリット出奔の経緯(継承権争いを嫌って出奔したが誰もそれを引き留めず、家族である王族たちもリットを守ろうともしなかった)を知り大きなショックを受けて、ギデオンのパーティ離脱のいきさつもあいまって深刻な人間不信を抱くに至っている。
加えて裏切りに関しても過敏になっており、ギデオンを知る人物「ゴドウィン」と出会い、彼の手引きでようやくゾルタンに辿り着くも、彼がかつて村で悪事を働いてギデオンにも危害を加えたと知ると大型の植物魔法を使用して即座に抹殺しようとした。(直後、ティセに止められている為未遂に止まっている)
ようやくギデオン・リットとの再会を果たした時も積もる話をしながら「故郷に裏切者はいないから安全」という理由からキラミンへの移住を薦めていた。
しかし二人の強い絆を目にし、村での暮らしぶりを聞いている中でゾルタンに興味を持ち、しばしの滞在を決意する。
ちなみにWeb版と商用版ではギデオン(レッド)たちとの合流点が異なっている。Web版では「対ヴェロニア編」終了後に合流しているが、商用版では「真の仲間(対アレス)編」終了後に合流しており直後編の「対ヴェロニア編」でもレッドたちの仲間として行動している。
ちなみにハイエルフなので人間のスパンから見ればめっちゃ長生き。というか実は「長生きってレベルじゃねぇぞ!」というレベルで長生き。なので実年齢に関する直接的な話題は基本的にアンタッチャブル。
それこそ長く生きているので、勇者パーティに入る以前、またギデオン(レッド)と知り合う以前から、いろんな事をやっている。
ギデオンと初めて出会った頃は、アヴァロニアの王都で花屋をやっていた。また「大陸でもっとも普及し発展した武術」とまで呼ばれる一大流派、蓮華流棒術の開祖であり大師範でもある。書籍版では海洋(海賊)国家ヴェロニアの建国(旧ヴェロニア王家の王位簒奪騒動)にすら間接的なものではあるが関わりを持っている。
やった事はどれも一定の成果が出ており、中には蓮華流のように密かにこの世界の歴史の、一ページとなった出来事に関わった事もあるため、人間の感覚で言えば「万能の天才」に近いものがあるが、エルフの感覚に直すと「あちこち目移りしては手を出す、かなり刹那的で壮絶に飽きっぽい節操の無いヒト」である模様。
関連タグ
※大人です:2期お祭り回でのはっちゃけっぷりから。