概要
某動画サイトで有名な「チーターマン、俺ってチーターチーターマン♪」の空耳で有名な例のアクションゲーム。これを「チーターマン」というタイトルだと思っている人も多いだろうがそうではない。
というのも、元祖チーターマンは1991年にアクティブエンタープライゼスと言う会社の作った「Action52」の一ミニゲームに過ぎない。いわばチーターマンは「Action52」のマスコット的存在であった。チーターマンは「Action52」の看板だけあってわざわざコミックが付録小冊子として書き下ろされるほど力を入れられていたものの、当然ながらAction52の他のミニゲーム同様にクソゲーであった。
Action52の大コケにより、続編として作られる予定だったこの「チーターマン2」も当然ながらお蔵入りになった。
しかしながら、1996年に倉庫から「チーターマン2」のソフトが発見され、翌年には非公式ながら発売が決定した。これにより6年ぶりに封印を解かれたチーターマン2の出来はと言うと…。
システム
「チーターマン」同様に横に移動し、ボスを倒したら次のステージに向かう。
ステージ1,2は長男のアポロ、3,4は次男のヘラクレス、5,6は三男のアリエスを操作する…はずだった。
問題点
- 処理落ちがありすぎて、画面に敵が二匹までしか出てこない。
- SEが鳴ると(唯一の評価点とまで称された)BGMが一々止まる。
- 空中二段ジャンプを使用し続ければ無限に空が飛べる。しかし一定の回数ジャンプし続けると上昇しすぎて死ぬ。
- アポロはしゃがめないため地上を走る虫や狼(犬?)に攻撃が当たらない。某投稿者も膝が破壊されていると言っている。
- 空中の足場から普通に落ちても死なないが、足場からちょっとでもジャンプすると転落死する。やっぱり膝が破壊されているらしい。
- 場面展開が強引過ぎて「あれ?クリアしたの!?」となること必至。
- ステージ2のボスステージが画面の右端と左端がワープゾーンになっているという気色悪いバグ。
- ステージ4のボス、エイプマンが突然逃走し、二度と帰ってこないという意味不明な行動をとる。当然倒せないので進めない。
- 逃がさんぞとエイプマンをフルボッコにして殺害したとしてもそれ以上は進まない。永遠に画面上にヘラクレスが浮かぶだけである。
- つまり三男アリエスは全く出番が無い。他にもバグで出てこないキャラがいる。よってクリアはほぼ不可能である。
- …が2012年にCFによって制作された復刻版だとエイプマンがしっかりステージに戻って来ることが出来、殺害するとステージ進行する。よって三男アリエスも操作することが可能。しかし非公式のためかステージ背景はチーターマン1のステージ2、3の完全使い回しである。結局クリアしてもGAME OVERと表示されタイトル画面に戻される。つまりどっちみちエンディングはない。
余談
実は一部の二次創作作品(主に動画)でチーターマン3を見れることができるらしい。