種族は魔種。『ロードオブヴァーミリオンⅡ』ver2.0で初登場した。
Ⅱにおいてはストーリーモードにおけるラスボスでもあった。
『ロードオブヴァーミリオンIII』ver3.1で再登場を果たす。
レアリティはⅡではレア、Ⅲではスーパーレア。
キャラクター像
32メートル、220トンの怪獣じみた巨体を持つ使い魔。元ネタと同じくマルドゥクを宿敵とする。
下半身が顔の無い尖った頭部を持つ緑色の巨獣と融合した、裸身の女性の姿をしている。
髪の毛に見える部分は体毛というよりサーナイトの頭部みたいな感じだろうか。
神々の母であると同時に強烈極まり無い支配欲の権化。
自身の子だろうが逆らう者は喰らい、再び産み直そうとするという狂気に囚われている。
生み直す暁には『エヌマ・エリシュ』に描かれた十一の怪物にする予定であるらしい。
Ⅱのストーリーではアケローン大陸を侵略しようとする異世界の存在「混沌種」の軍勢の尖兵に乗っ取られた状態で登場。世界を支える「アルカナ」も何もかも喰らおうとする。
彼女を倒すことで世界は一応救われるが、軍勢の本隊はアケローン大陸に迫りつつあり、「紅蓮の王」となった主人公(ニドorリシア)は彼らとの戦いに赴く……というところでEND。
Ⅲで再登場した彼女はⅡ時代に混沌種に乗っ取られていた時の記憶のせいか「混沌の支配」という野望を抱いている。
Ⅲで新たに加わった要素である「タイプ」は邪神。乗っ取られていなくてもヤバイ存在でありフレーバーテキストでは兵士を食っている。
性能
Ⅱではコスト30(最大30)、Ⅲではコスト70(最大90)な高コストの使い魔。
Ⅱにおいては効果範囲内の敵の防御力を低下させる「最後の審判」という特殊技を持つ。
敵のサーチアイを封印した状態だと効果が向上する。
Ⅲでは一度目の覚醒でファイタースタイルでの攻撃の射程距離延長効果を持つアビリティ「レンジアップ」が、二度目の覚醒「超覚醒」時に「キルアップHP」というアビリティが発動する。
敵を撃破する度に最大HPが増加し、さらに回復もするというもの。