ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ティマイオス

てぃまいおす

古代ギリシアの哲学者プラトンの後期対話篇の1つである。キャラクターの名前に使われることが多い。

曖昧さ回避編集

  1. プラトンの著した後期対話篇の1つ。本項で解説。
  2. 遊戯王』シリーズに登場するモンスター ⇒ 合神竜ティマイオス合体竜ティマイオス伝説の騎士ティマイオス
  3. ゲーム『原神』に登場するキャラクター ⇒ ティマイオス(原神)

概要編集

『ティマイオス(希: Τίμαιος、羅: Timaeus)』は、古代ギリシャの哲学者プラトンの後期対話篇の1つであり、また、そこに登場する人物の名称。

副題は「自然について」。


アトランティス伝説、デミウルゴスの宇宙創造、宇宙霊魂、リゾーマタ(古典的元素)、医学などについて記されている。自然を論じた書としてはプラトン唯一のもので、神話的な説話を多く含む。後世へ大きな影響を与えた書である。プラトンは、『ティマイオス』と未完の『クリティアス』、未筆の『ヘルモクラテス』を三部作として構想していたと考えられる。


パルメニデス・エレア派、ピュタゴラス学派、エンペドクレスといったイタリア半島系の哲学思想と、プラトン自身のイデア論や、医学的知見、魂論(魂の不死、魂の三分説、輪廻転生)などを織り交ぜつつ統合・合理化し、宇宙・神々・人間の自然本性の仕組みをプラトンなりに解説しようとした作品のため、複雑かつ曖昧さを多く含む内容となっている。例えば、本書をラテン語に翻訳したキケロは「あの奇怪な対話篇はまったく理解できなかった」と述べている。

関連記事

親記事

プラトン ぷらとん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 117127

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました