CV:中井和哉
概要
アメリカ海軍特殊部隊「ネイビー・シールズ」に所属してるスナイパー。愛称はティム。
イラク戦争でシルバースターを授与して英雄となったが、とある事件で失明し米軍の栄誉の証であるシルバースターを紛失している。
ケビン・ヨシノからは「命の恩人」と慕われている。
ダイスが趣味で、腕にサイコロマークのタトゥーが彫られている。
ベルツリータワーのオープニングセレモニーで起きた狙撃事件で、事件の最重要容疑者として緊急手配される。
関連タグ
この先ネタバレにつき注意!
ネタバレ
ティムがシルバースターを剥奪された原因である「とある事件」というのは、前述のイラク戦争にて「武器を持たない民間人を射殺した」と、同じ戦場にいたジャック・ウォルツから交戦規定違反を告発されたというもの。
後に証拠不十分として戦場に復帰したものの、敵の銃弾を受けて失明する重傷を負って除隊。除隊後は後遺症に悩まされてマスコミのブライアン・ウッズからは「疑惑の英雄」としつこく追及されてしまい、妻共々ノイローゼになってしまう。
更に追い打ちをかけるかのように、ティムの妻は薬物の過剰摂取で亡くなり、ティムの妹も婚約を破棄されて自殺、ティム自身も不動産会社社長の藤波宏明によって日本の不良物件を売りつけられてしまい破産に追い込まれるなど、全てを失ってしまった。
この事から連続狙撃事件の動機は十分にあるとされ、警察から事件の最重要容疑者として緊急手配されるが、事件の真犯人によって射殺されてしまい、第4の被害者になってしまった。
しかし、実際にはティムは事件の首謀者であり真犯人は実行犯であることが判明。ティムの体には失明による後遺症が残っているため軍人として全盛期だった頃は可能であった長距離狙撃は不可能であった。そこでティムに恩義があった真犯人に自らの持つスナイピング技術の全てを叩き込み復讐を真犯人に託し、更には心身の苦痛からの解放と警察の捜査撹乱目的を兼ねて自らの殺害も計画の一部として組み込み、その意思を汲んだ真犯人によって射殺されたのである。
最終的に真犯人は逮捕されたが、ウォルツ以外の標的は皆射殺され命拾いしたウォルツもそれまでの悪事が芋づる式に公となり法の裁きを受けることが判明。ある意味では無念を晴らすことができたと言えるため死亡しながらも結果的には目的を全て達成している。