概要
ウォルターランツ・スタジオからアニメーターとしての道を歩む。この時にスタジオでバカ騒ぎの最中に紙ばさみが左目に飛び込んできてその結果左目の視力が無くなる。その後ワーナーブラザーズに引き抜かれ「ルーニー・テューンズ」と「メリー・メロディーズ」を制作していたスタジオに移籍する。
この時にバッグス・バニー、ダフィー・ダックなどを生み出すが制作の問題でプロデューサーと揉めてＭＧＭに直ぐに移籍する。ここでは、ドルーピーなど生み出す。しかし熱意が燃え尽き退社する。
テックス・アヴェリーが生み出したキャラ
大柄だが間抜けな性格のデカ吉と、小柄だが兄貴分の性格であるチビ助のコンビで、1946年公開の「デカ吉チビ助のニワトリ狩り（原題：Henpecked Hoboes）」で登場した。因みに原語版での名前は「George and Junior」。デカ吉の間抜けな性格が原因で、相棒のチビ助に酷い目を遭わされ、その度にチビ助がデカ吉に尻を思い切り蹴り飛ばすというお仕置きが定番のギャグになっている。
- 狂暴リス
メイン画像左のリスキャラで、1944年公開の「人の悪いリス（原題：Screwball Squirrel）」で登場した。原語版での名前は「Screwy Squirrel」。
なお、上記のキャラ以外にも数多くのキャラを生み出している。また、それ以外にも、痛烈な社会風刺も込められている「未来シリーズ」（「こんなお家は（原題：HOUSE OF TOMORROW）」や「ステキな自動車（原題：CAR OF TOMORROW）」など）も、テックス・アヴェリーが制作した作品の一つである。
余談
ちなみに、テックス・アヴェリーがワーナーブラザーズからＭＧＭに移籍した理由は、バッグス・バニーが登場する作品「イタズラなウサギ（原題：The Heckling Hare､1941年）」(下の動画がそれである)のギャグ(特にラストのバッグス・バニー＆犬が崖から落下するシーン)をめぐって、過激さを追求したアヴェリーとこれに反対するレオン・シュレジンガーと対立したことが原因であるらしい。
ファミリーネームの仮名表記には、アヴェリーではなく、エイヴリー（エイブリー）とされているものもある。
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