ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

 ディプロカウルスは古生代ペルム紀北米に生息していた空椎亜綱ネクトリド目に属する両生類。

 学名の意味は特徴的な椎骨の形からつけられた「2つの突起」(もっとも特徴的なのは頭部だが)。


 頭骨の両脇と頭蓋頂の諸骨が左右に大きく伸張し、幅広の鏃やブーメランを思わせる、不思議な形態を示していることで知られ、幼体にはこのような特徴はなく、成長に伴って頭骨が横に広がっていた事が判明されている。

 旧復元図では、ブーメラン状の頭をしたサンショウウオのように描かれるが、生痕化石からこの突起は、皮膜によって胴体に付着していたことが分かり、最新復元図ではこの皮膜が付着した外見で描かれている。

 ただし、頭部のサイズに反して、顎の筋肉は少なく噛む力は低かったとされている。


 また、この頭部の形状は何の役に立っていたのかはよく分かっておらず、

  • 防御用のスパイク
  • 性的ディスプレイ
  • 水の流れを捉えて急速で浮上したり水底に張り付くための水中翼

 等の説があり、頭部モデルを使った研究では、『流体力学的に揚力を得るのに適した形状をしている』という結果が出ている。


 その特徴的な頭部から、最初に陸に上がったとされる脊椎動物の代表格であるイクチオステガと共に、古生代の両生類では有名な生物である。


ARK:Survival_Evolved編集

沼地に生息する。昏睡させ、肉類を与えることでテイムできる。水中でのみ騎乗でき、サバイバーに酸素を供給する。地位が低いのでバリオニクスやサルコスクスに襲われることが多く、見つけるのが大変である。


関連タグ編集

生物 両生類 古生代 絶滅動物 ペルム紀


ディプロガンズ

ドラメシヤドロンチドラパルト…ディプロカウルスがモチーフの1つになっているポケモン

関連記事

親記事

両生類 りょうせいるい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 151139

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました