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概要

 ディプロカウルスは古生代ペルム紀北米に生息していた空椎亜綱ネクトリド目に属する両生類。
 学名の意味は特徴的な椎骨の形からつけられた「2つの突起」(もっとも特徴的なのは頭部だが)。

 頭骨の両脇と頭蓋頂の諸骨が左右に大きく伸張し、幅広の鏃やブーメランを思わせる、不思議な形態を示していることで知られ、幼体にはこのような特徴はなく、成長に伴って頭骨が横に広がっていた事が判明されている。
 旧復元図では、ブーメラン状の頭をしたサンショウウオのように描かれるが、生痕化石からこの突起は、皮膜によって胴体に付着していたことが分かり、最新復元図ではこの皮膜が付着した外見で描かれている。
 ただし、頭部のサイズに反して、顎の筋肉は少なく噛む力は低かったとされている。

 また、この頭部の形状は何の役に立っていたのかはよく分かっておらず、

  • 防御用のスパイク
  • 性的ディスプレイ
  • 水の流れを捉えて急速で浮上したり水底に張り付くための水中翼
 等の説があり、頭部モデルを使った研究では、『流体力学的に揚力を得るのに適した形状をしている』という結果が出ている。

 その特徴的な頭部から、最初に陸に上がったとされる脊椎動物の代表格であるイクチオステガと共に、古生代の両生類では有名な生物である。

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生物 両生類 古生代 絶滅動物 ペルム紀

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