概要
デジタル庁とは、令和3年(2021年)9月に菅内閣により創設された行政機関。デジタル社会の形成に関する内閣の事務を内閣官房と共に助け、その行政事務の迅速かつ重点的な遂行を図ることを目的として内閣に設置された。所在地は千代田区の東京ガーデンテラス紀尾井町。
どこかの府省の下に設置される一般的な庁(金融庁なら内閣府、国税庁なら財務省等)とは異なり、他の府省と横並びで直接内閣の下に置かれている。同じような庁としては復興庁がある。
現石破内閣においては平将明が大臣の地位にある。
組織
- 内閣総理大臣
デジタル庁の名目的な長。庁内事務を統括し、職員の服務について統督する。
- デジタル大臣
充て職(国務大臣)。内閣総理大臣を助け、デジタル庁の事務を統括し、職員の服務について統督する。デジタル庁の実質的な長。
- デジタル監
デジタル大臣を助け、庁務を整理し、デジタル庁の各部局及び機関の事務を監督する。民間から登用。他省庁の事務次官と大臣補佐官を足したようなポスト。なお、長官ポストは無い。
関連タグ
・中央省庁
・内閣
・菅義偉:デジタル庁創設時の総理大臣。
・マイナンバー:本人確認書類及びその関連サービスの運営。