概要
『デモナータ』は、ダレン・シャン著の児童向けダークファンタジー小説。
一応児童向けではあるが、残酷で凄惨な描写が数多く登場するので、大人でもグロ耐性の低い人は注意。
登場人物
主人公
- グラブス(グールビッチ・グレイディ)
「デモナータ1幕 ロードロス」で初登場の主人公。カーガッシュの『引き金』。赤髪の少年。
- カーネル(コーネリアス・フレック)
「デモナータ2幕 悪魔の盗人」で初登場の主人公。スキンヘッドの少年。
カーガッシュの『目』。生まれながらに光の欠片がみえ、それを操ることによりいろいろなところへ通じるまどを簡単に開けることが出来る。
- ベック(ベック・マッコン)
「デモナータ4幕 ベック」で初登場の主人公。
カーガッシュの『記憶』。自分が生まれた時から完璧な記憶力を持った少女。
5世紀のアイルランドで生まれ、魔術師に育てられてた。
※カーガッシュ:世界を破壊できるといわれている存在。
メインキャラクター
- ビルE・スプリーン :グラブスの異母兄弟。本人はそのことを知らず、自分の父親はダービッシュだと思っている。
- ダービッシュ・グレイディ:グラブスやビリーの叔父。グラブスやビリーの父親のような存在。魔術同盟の一員、魔法使い。
- ミーラ・フレーム:ダービッシュの友人の美女。魔術同盟の一員、魔法使い。
- ベラナバス:魔術同盟設立者。悪魔と人間のハーフで並外れた力を誇り、1000年ほど生きた。
悪魔
常に人間界を憎み、滅ぼそうとしている生き物。人間より殺戮衝動が激しく、デモナータでは常に殺し合っている。
形態はさまざまで、大抵は動物の特徴が入り交じったおぞましい姿をしている。人間界の武器では決して殺せず、魔術による攻撃でしかダメージを与えられない。
魔力自体が生命力のようで、人間界ではデモナータ(悪魔が住む世界)との窓が開いていなければ一部の例外を除き死に絶えてしまう。
- ロード・ロス:1幕から最初に登場したデモナータの魔将。グレイディ一族と因縁がある。チェスが好きだったが、グラブスとのチェス対決をきっかけにチェスをできなくなり、そのことでグラブスを執拗に狙うようになる。
- アーテリー:ロード・ロスの手下。緑色の肌で、両手に口があり、頭が異様に大きく常にゴキブリ、シラミ、ヒルのいずれかが覆っている。
- ペイン:ロード・ロスの手下。ワニの頭、犬の体、女性の手を持つ。アーテリーの兄弟。
- ジューニー・スワン:ロード・ロスの手下。白鳥の悪魔。元人間。