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概要

トゥアレグ族とは砂漠に住む少数民族であり、青いターバンをしているので青の民族とよばれる。

トゥアレグ語という独自の言語を持っており、表記はティフィナグ文字で行う。

北アフリカのベルベル人を祖先に持つ。

古来より好戦的な事で知られ、特に20世紀に入ってからは、アフリカ西部で何度も武装蜂起を行っている。その行動範囲はマリニジェールチャドモーリタニアに及び、アフリカの治安を大きく脅かしている。

また、イスラム教が幅を利かせるこの地域にしては珍しく女系社会であり、カースト制度が存在している。彼らに出会うという事は命の保証はないので、アフリカに旅行や取材に行かれる際にはくれぐれもご注意されたし。

カダフィ大佐は彼らを保護しており、カダフィ死後、後継者のサイフ・カダフィはトゥアルグ族の元へ亡命してきた時には彼らを保護した。

2012年にはマリの「アザワド解放民族運動」に加わり、4月6日マリからの一方的な独立宣言を行う(同年7月12日に崩壊)。事件の原因はマリの中央政府が、貧困化しているトゥアルグ族を長年無視してきたことにある。

彼らは独自の国を持たないため、厳しい生活を強いられている。

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