データ
初出 | 第8世代 |
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効果 | でんきタイプの技の威力を上げる |
概要
ポケモンの特性の1つ。現時点ではレジエレキだけが持つ特性である。
その効果は「でんきタイプの技の威力を上げる」というもの。正確には「でんきタイプの技を放つ時こうげき・とくこうが1.5倍(第9世代からは1.3倍)になる」という効果である。
レジエレキは元々でんきタイプである為、そこにタイプ一致の補正も相まって強力なでんき技を放つ事ができるようになっている。
その火力はそこまで特攻の高くないレジエレキであってもSM時代のカプ・コケコを僅かに上回ると言えば強さが理解出来るだろう。更にコケコと違い特性なので常にこの火力が発揮でき、さらにエレキフィールドの補正も上乗せすることができる。ライジングボルトの威力は圧巻。
当然、そんな馬鹿げた火力なのでじめんタイプ(特にランドロス)を強く呼んでしまうのが難点。電気技を透かされない様に立ち回りは注意する必要があるだろう。
シングルでもダブルでも(特にダブル)誰にも抜かれない素早さから高火力の電気技で圧を掛けて大暴れした結果、第9世代では強化倍率が1.5倍から1.3倍に弱体化。
かつてのエレキフィールドと同じ轍を踏む形となってしまった。
ちなみに対の専用特性であるりゅうのあぎとは倍率はそのままで弱体化無し。
更に言えばこれらはダダリンのはがねつかいやオトシドリのいわはこびのタイプ違いであり、その中でこの特性だけが下げられてしまった。
他の特性と違ってエレキフィールドの補正も乗せられることも理由なのかもしれない。
ガチグマやディンルーなど強力なじめんタイプの増加、電気半減の草テラスタルの流行もあってレジエレキは大きく数を減らすこととなった(とはいえ、レジエレキだけではなくでんきタイプ自体が環境から大幅に減っているのだが)。