ドライブレード(ゴーバスターズ)
どらいぶれーど
物語中盤より登場するバスターギアの一つである、ハンドル偽装型のブレード。作中ではビートバスターとスタッグバスターの専用武器として位置付けられている。
その名称からも容易に窺い知れる通り、車のハンドルを模した「ドライブモード」が基本形態で、この形態では彼等の持つバスターマシンのコンソールにセットすることで、マシンの操縦に活用される。
さらに本体を変形させ、刃を伸長させることで長剣型の「ブレードモード」としても使用することができる。本体に内蔵された強力なエネトロン増幅器の働きにより、50cm厚の鋼鉄さえも容易く切り裂くだけの威力を発揮する他、ドライブモード時にクラクションとして機能する中央部の両サイドには、ビートもしくはスタッグに対応したスイッチが備わっており、そのいずれかを押すことで電子音声(※)とともにエネトロンがチャージされ、それぞれのマークを模した形状の斬撃を発することができる。
さらに、前出のクラクションもブレードモード時の合体攻撃の際に活用され、こちらは「Boost up for Buster!」の音声とともにエネトロンをチャージ、前述の各自の技を同時発射することで、一つに合わさった斬撃がアスタリスク状になって標的へと直撃する。
(※ 右側のビートに対応したボタンならば「it's time for beet attack!」、左側のスタッグに対応したボタンなら「it's time for stagg attack!」と、それぞれ読み上げられる)
放送当時発売されたなりきり玩具は、振動センサーを搭載しアクションに応じて必殺技の音声が鳴るギミックが実装されている他、ドライブモードでは各バスターマシンに対応した「運転モード」や「ゲームモード」で遊べるようになっており、こちらもハンドルを左右に傾けることで対応した音声が流れる。
このうち、SJ-05スタッグビートルの運転モードでは、中村悠一が演じるビート・J・スタッグのアナウンス音声も複数流れるが、音声の収録時点ではまだキャラクターが固まっていなかったためか、実際の作中での演技に比べるとやや爽やかめな声色とされている。
ボウケンドライバー:『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場するアイテムの一つ。こちらも自動車のハンドル(および各種レバー)をモチーフとしており、巨大戦力の操縦に活用されるという点でも共通している
ハンドル剣:『仮面ライダードライブ』に登場する武器の一つ。こちらもハンドルをモチーフとした長剣であるが、ハンドルから剣に変形するドライブレードに対し、「剣にハンドル型のパーツがそのまま取り付けられている」という点で相違している
ゴーカイスピア←モーフィンブラスター/ドライブレード→ザンダーサンダー