概要
全高4.921mのミドルモビルスーツ。元々は民生品であり、連邦・ジオン問わず作業用として広く運用されていた。
中立コロニーであるサイド6では表立って大規模な武装ができない事もあり、駐留するリーア軍がRH-35E(リーア35番地=リボー・コロニー所属を意味する)の形式を与えて治安維持任務に使用していた。
プチモビルスーツやジュニアモビルスーツと違って主要キャラが搭乗さえしなかった完全な脇役メカなのだが、HGUCジム・スナイパーⅡのおまけとして立体化されている事もあり、知名度はそれなりにある。
ドラケン寒冷地仕様
『機動戦士ガンダムアグレッサー』に登場。
サイド2の33バンチコロニー「ザンクト・ゴッドハルト」にて独自改修されたドラケン。装甲とガトリングガンを増設し、脚部が雪上高速移動可能なソリに換装されている。
このコロニーはリゾート地として地球の冬を再現しており、ジオン軍の寒中訓練にも使われていたそうで、その伝手で戦闘も出来る寒冷地仕様に改修された。
立体化
前述のようにHGUCジム・スナイパーⅡのおまけで、インジェクションキットとしての立体化だったが、その後単独のHGキットとして初の立体化を果たし、2024年8月24日にガンダムベース限定で発売された。
因みにパーツの選択式で劇中に登場したクレーンアームのジオン所属機を再現可能だが、完全に再現するには組み立て前にパーツをグリーンに塗装する必要がある。