スペック
形式番号 | AMA-06 |
---|---|
重量 | 41.4t |
装甲材質 |
|
武装 |
|
パイロット | ギガノス帝国一般兵 |
概要
ギガノス帝国が地球侵攻用に投入した、初の合体機構を導入した可変飛行型メタルアーマー。
地上用バイク型ユニット「ガンツァー」または水上用ホバークラフトユニット「ゲルファー」と組み合わせて運用され、ガンツァーが合体した形態を「ガンドーラ」、ゲルファーが合体した形態を「ゲルドーラ」と呼称している。
簡易生産型であるためか脚部を持っておらず、その代わりに大型のロケットノズルが装備され、フォルグ・ユニットと合わせた推力で大気圏内をホバリング飛行する。ただし、プロペラントタンクの容量が少ないため、長時間の単体運用には向かない。そのためサポートユニットとの連携が必須となる。パラシュートを装備する事も可能でこれによる降下作戦も行うこともあった。
白兵戦用にレーザーソードも一応装備はしているが、ドーラ単体で運用することが少ないうえに接近戦に向かない機体であるためほぼ出番は無い。
ガンドーラ
地上用バイク型ユニット「ガンツァー」と組み合わせて運用される形態。型式番号AMA-06B。
詳細はガンドーラを参照。
ゲルドーラ
水上用ホバークラフトユニット「ゲルファー」と組み合わせて運用される形態。型式番号AMA-06C。
詳細はゲルドーラを参照。
主なバリエーション
スタークドーラ/スタークガンドーラ
グン・ジェム隊四天王の一人、ガナン大尉専用のカスタム機。型式番号AMA-06G。
肩部の2連装レールキャノンが105mmから450mmに大型化され、白兵戦用のレーザーソードは2本に増加している。さらに、ロングバレル式の75mmハンドレールガンを携行している。
チューニングによって出力が向上している為、単体では運用の向かないドーラ形態への分離・合体を活用した戦闘スタイルでの白兵戦が可能で、ガンツァーもそれに合わせてチューニングが成されている。劇中では登場しなかったが、ゲルファーとの合体も想定しており、この形態ではスタークゲルドーラと呼ばれる。
詳細はスタークドーラ/スタークガンドーラを参照。
スペースドーラ
ギガノス帝国が開発した宇宙用攻撃機のプロトタイプ。型式番号YFMA-06。
フレームの簡略化により生産性が高くなってはいるものの、戦闘ポッドに毛の生えた性能しかない上に汎用性に欠けており開発が中断されることに。その後、地球侵攻用に設計し直したドーラが開発される事になる。
ドラコ
地球連合軍が開発した戦闘ポッド。型式番号DBP-01。
反攻に転じた際に占領したギガノス帝国のドーラの生産工場を利用、センサー類と一部装甲をドラグーンと共用し、武装類も同様とすることで開発スピードを短縮した。
開発した理由は、ドラグーンのみでは戦術的に不安があったことと、従来の戦闘ポッドに代わる新たな支援機を必要としていたためである。
武装はスタークドーラを参照にしており、手持ち武器としてハンドレールガンを装備し、2連装レールキャノンもスタークに装備されていた450mmのものを採用、支援機としての性能を重視している。一応接近戦用武装としてレーザーソードとアサルトナイフを装備してはいるものの、接近戦は想定していないためあくまで非常用としての趣が強い。
宇宙戦闘用として再設計された本機だが、元の機体であるドーラが宇宙用として開発されていたことを考えると先祖返りしたと言えなくもない。ドラグーンに比べると総合的な機動性能こそ劣るものの、月面基地攻略戦では機動力と火力を活かした支援機として戦果を残している。
名称のドラコは「竜の子」という意味である。
外部出演
スーパーロボット大戦シリーズ
スーパーロボット大戦MXでのみ参戦。スタークガンドーラの様にドーラ形態単体で飛んでいる。と言うのも、グラフィックをよく見るとスタークガンドーラから流用して色を替えてるだけで、肩部の150mm2連装レールキャノンの外観がスタークガンドーラの450mmレールキャノンのまんまだったりする。また、流用元のスタークガンドーラからレーザーソードが没収されている都合か、こちらもレーザーソードは採用されてない。