データ
所属:ギガノス帝国
開発コード:YFMA-09
頭頂高:17.9m
重量:66.1t(運航自重)、95.6t(最大発進重量)
装甲材質:シモールA型パッシブ装甲
出力:22万ポンド(ドライ)、35万ポンド (CMP)
最高速度:マッハ0.85(MAFFU装備時・海面速度)、マッハ0.98(同・高度9,800ft)
航続距離、4,964km(MAFFU装備時)
概要
ギガノス軍の戦闘型メタルアーマー。ギガノスの蒼き鷹ことマイヨ・プラートの専用機。
高性能試作実験機としてラング・プラート博士により量産機とは格段の新装備を施され開発されたが、開発中に思想的問題があると判断されファクトリーから除かれた。従来通りの設計では、これ以上の性能向上は望めないと結論付け、新規のMA制作に着手する。つまりこの機体はドラグナーのプロトタイプとも言える。またゲルフはこのファルゲンの簡易量産型である。
新型関節バーニアによって高い運動性を誇り、レーダー・センサー類も偵察型クラスのバリエーションを有する。装甲は徹甲弾にも対応できるように胴体部に合成ゴム、シモーレックスからなる複合装甲を採用。柔軟性の高いゴムの弾力によってレールガンの運動エネルギーを吸収することが可能となっている。また、この装甲はレーダー波を吸収する特性も持つ。
背部には指揮官機として通信・索敵能力が強化されたレーダーを有し、左肩部には広域レーザーセンサーを採用する。
また後に大気圏内飛行用フォルグ・ユニットが制作された(装着したものをファルゲン・マッフと呼ぶ)。
マイヨはこの機体で幾度無くケーンたちドラグナー遊撃隊を苦しめたが、後にマイヨはギガノスをクーデターで乗っ取ったドルチェノフのせいでギガノスを追われる身となるも、ファルゲンで抵抗、そしてケーンの駆るドラグナーと共にドルチェノフを滅ぼした。
ファルゲンカスタム
本編未登場。後に公式設定化されてゲームACE3に登場したファルゲンの強化機体。
背部に装着されるクラフトユニットにはツインレールキャノンに加えてレドーム、ECMにハッキングシステムとドラグーンのようなドラグナーの装備全部乗せと言える仕様となっている。
パイロットは引き続きマイヨ・プラート。相変わらずな地球連邦のスペースノイドへの悪政に腹を立てた旧ギガノス兵士達を率いてネオ・ジオンと火星の後継者に味方するマイヨが搭乗し、ロンド・ベルの一員となったドラグナーと再び交戦したが、後にシャア・アズナブルのやり方に反発してロンド・ベルに協力する。
装備
SSX9型75mmハンドレールガン
白兵戦用レーザーソード×2
3連マルチディスチャージャー×2(フォルグユニットと排他使用、カスタム)
3連デュアルミサイル×2(マッフ、カスタム)
大型レールキャノン×2(カスタム)
ハッキングシステム(カスタム)
ミサイルECM(カスタム)
長距離受信・探査用レドーム(カスタム)