概要
ワンワン
犬なのでまあそれはともかく本当は
人物
アルメニア出身の魔術傭兵の少女で火を操る魔術師である。
当初はロシアンマフィア 狼男(オボロートニ)の魔術傭兵として登場。
北海道のサロベツ高原で人間を代価にした、マジックアイテムの取引の護衛につく。
人を殺す事に躊躇は無く、邪魔が入った時の事を想定した会話にて
邪悪な笑みを浮かべて「私の魔法で皆殺しにすれば良いんでしょ」と言っていた。
この取引の為に人間を誘拐しており、その事件で警官10人が殺されている。
明確な描写は無いが、彼女も関与していた可能性が高い。
しかし、その場に自衛隊の魔法戦特殊部隊「M班」が到着。マフィア集団に大打撃を与えると、
ナーズィニーはそれに応戦し、「戦車位ならどうにかなる」と豪語した火力で火球をばらまいた。
それでも統制の取れた連携には対処出来ず、足を止めた所にあすかとくるみの急襲を受けた。
魔法戦に不慣れな事と、相手が魔法少女2人と言う不利もあり
近接された結果、シールドの防御力が低下してしまい、銃撃を受けて怯む。
その隙を見たあすかに右腕を切り落とされた。
(魔法を使う者同士が近接すると、シールド同士の干渉で防御力が下がるのは魔法戦の基本。)
腕を切断された後は、戦意を喪失し痛みに泣き叫びながら「ママ!」と叫んでのたうち回った。
(あすかは「警官を何人も殺しておいて…」と呆れた顔を見せていた。)
『M』班隊員から額に銃を突き付けられ、殺意を向けられるが、
戦闘能力を無効化していた上に戦意を喪失していた為、情報源として捕虜となった。
この時に狼男からは「死んだ」と見られていた。
その後は、偽装拠点である三津矢の拷問室にて拘束される。
くるみにより、快楽と苦痛の拷問を加えられた結果、知っている情報は全て吐き出した。
(この時に狼男のアジトの場所も吐き出した。)
この時された拷問は、薬品の使用を始め、
スパンキング、スペインの椅子を使用した責め、爪の間に針を突き刺す等。
全ての情報を吐いた上で完全に服従。
ワンちゃん化したので、くるみの手によって切断された右腕は元通りにされた。
以後は完全にくるみに隷属。発情した様な顔で見つめたりと色々と危ないキャラに。
その後、与那嶺ちさとと共に警察庁三浦理事官に引き渡され、
正式に警察の特殊部隊支援班である「スリーエス」へ入れられた。
首輪には裏切り防止の毒が仕込まれており、特定の行動で死亡する様になっている。
三浦理事官に関しては完全に犬として仕えており私室で彼女の足を嬉々として舐めていた。
(なお、三浦理事官と書いて「ごしゅじんさま」とルビがふられている)
ロシアへ潜入し、非人道的な洗脳を受けているタマラを救出する為に先遣として潜入捜査に加わった。
マジックアイテムの感知を逃れる為、裏切り防止のチョーカーは外された。
この時、くるみからは「もし裏切ったら必ず捜し出す。今度の拷問は最後まで行く」と脅しをかけられている。
三浦理事官は裏切る心配は無いと判断し、頭を撫でた際母親に甘える様に抱き着いている。
潜入捜査の際に魔術傭兵の力の一端を見せ、道具無しで屈強な男3名をボコボコにしている。
元、狼男のメンバーだった事に加え、貴重な魔術傭兵だった事もあり、潜入まで順調だった。
しかし、狼男が実行したタマラ誘拐作戦へ同行した際
行動の端々に不信感を抱いたヴァルヴァラに拘束され、彼女お手製の触手による尋問を受ける。
尋問が終わりかけた際、口の悪さでナツァグドルジを挑発。
自分の顔面を殴らせる事により奥歯の詰め物に仕込んだ発信機を排水溝に流す事に成功。
窮地における状況とそれまでの記録を牧野達に伝える事が出来た。
ウィップラッシュ☆ちさとに救出された後は、ヴァルヴァラと交戦。
拷問で体力と精神力が落ちている為か、彼女の操る死体の軍団に押されるが、
ナツァグドルジを倒したちさとと合流ヴァルヴァラを撃退する。
(役に立たないデブであった…)
捜査が完遂した後は、警察の調査で判明した母親と再会。
彼女自身は売られた理由は「生まれてくる子供の出産費用」と言われていたが、
実際は麻薬を買うお金を捻出する為だった。
(その麻薬を売って彼女自身、麻薬を使用しつつもディーラーとなっていた)
最早廃人となっており、かつての娘の顔も思い出せず、変わり果てた風貌になっていた。
自身を売った理由を問いただしたが、それすらも思い出せない母親を完全に見限り、
今の家族である警察庁の元へ戻った。
この時、ナーズィニーが売られた後に、人身売買の取引材料である子供たちの中から
地冥界側の妖精「キルギー」がナーズィニーを見出し魔術傭兵となった事が語られている。
その後、ニューヨークの最終決戦においては国連本部のレストランで食事中に
バベル旅団による同時多発テロに遭遇。死体を操るヴァルヴァラと交戦する。
冥獣王が復活した際は、奴隷として生きる権利を与えると言われた物の、
ラプチャー☆あすか達を信じていた為に拒絶した。
しかし死体を大量に操り持久戦を仕掛けられるヴァルヴァラとは相性が悪く、
魔力が尽きた所で彼女の触手に捕らえられた。
その後、ちさとに対する戦力無効化の為の人質に使われてしまうが、
背後から忍び寄る第二世代魔法少女のフォーコン☆ジャードにヴァルヴァラが撃破された為、自由となった。
決戦後は解散した『M』班の拠点であるメイド喫茶「三津矢」でメイドを務める。
同じくメイドの格好をした、三浦理事官や、与那嶺ちさとと共に働いている。
…が、この時熟女の脚を喜んで舐めるナーズィニーの姿を見て、
最終決戦で固めたちさとの決意が折れかけているのを彼女たちはまだ知らない…。