データ
製造 | サバロフ社 |
全高 | 9.36m |
空虚重量 | 15.692t |
全備重量 | 22.965t |
ジェネレーター | アラナコフRM2A |
基本出力 | 38ポイント |
最高走行速度 | 40.8 km/h(作戦全備重量時) |
作戦行動時間 | 457分 |
乗員人数 | 1名 |
概要
正式名称「サバロフAG9ニコラエフ」。
ラウンドフェイサー以前に開発された二足歩行の暴徒鎮圧用及び対空コンバットアーマーで、第二世代コンバットアーマーとしてはごく初期の機体であるためか、腕がないという特異なデザインが特徴。クラブガンナーが「4つ足の戦車」ならばこちらは「二本足の攻撃ヘリ」と言うコンセプトである。
武器は連装リニアカノン、6連装ミサイルポッド×2、30ミリ機関砲×6を装備している。
装甲は弱いが、大きな機動性を持っている。
実はこの機体はサバロフ社が産業スパイを使ってソルティック社から盗んだ技術を使って開発した曰く付きのコンバットアーマーで完成したものの性能はお世辞にも良好じゃない為、一度は採用が却下されたものの、サバロフ社のごり押しで限定的に量産されたらしい。(ぶっちゃけると上記の「暴徒鎮圧用及び対空用」という用途も「何の役にも立たないから無理やり使い道を設けた」というレベルである。)
劇中では終盤72話で1度使われたきり。腰を180度回転させて使用していた。
プラモデルのこぼれ話
プラモデルは1/72が発売されたが、如何せん番組終盤の発売だった為3800個しか発売されなかったと言う逸話もあり、当然の事ながら現在では非常に高いプレミアが付いており、完備品や美品だと相当な値段になっているのは想像が付く。
関連タグ
ビグ・ザム(機動戦士ガンダム):同じサンライズ作品繋がりでもあり、本機と同じく脚だけの外観を持つモビルアーマー。こちらは1機しかないはずが、ある作品ではもう1機増えたり、量産化が可能になったりする。
ガウォーク(超時空世紀オーガス):これも脚だけの外観を持つ戦闘デバイスで、イシュキックなどが存在する。反対に腕のみの外観を持つ戦闘デバイスはドリファントと呼ばれる。