概要
漫画「機動戦士クロスボーン・ガンダムDUST」の登場人物。
テテニス・ドゥガチとカーティス・ロスコの第二子でベル・ドゥガチの弟。木星ハト派の御曹司である。
容姿は若い頃の父親(の本来の顔)と瓜二つだが、本人は父親が整形した事を知らない。その上で母親が為政者としてそれなりの男性遍歴を積んでいる(あくまで公称上の話であり、そこで語られる"複数の人間"は実のところたったひとりをもとにその本人が造り上げた虚像に過ぎないのだが)と思っている事もあり、自身の家庭事情が複雑なのではないかと訝しんでいる(まぁ複雑な事には間違いは無いが、方向性はズレているので、ニコルの懊悩は究極のトコロただの杞憂なのだが)。
まぁぶっちゃけ、悩まなくてもよい事を生真面目に悩みまくって取り越し苦労を重ねたあげくに一人相撲をとってさらに余計なストレスを背負ってしまうセルフ苦労性な、政治の舞台にも戦いの大地にも向いてない、人の良すぎる坊っちゃん。
姉が「母の面差しに父の無鉄砲と状況打破力(サバイバビリティ)」を受け継いで産まれてきたのとは正反対(ニコルが受け継いだのは「父の面差しに母の温厚さとお人好しと一途さ」)になっている、とも言える。
テテニスらが木星の政争で敗北し、親と引き離されて育った為ややマザー・コンプレックス気味。六歳の頃にカグヤとの政略結婚の為に利用され、彼女の出奔の理由を作った。
本人は政略結婚には否定的だが、女性としての理想像をカグヤに見出しており、「お互いに愛し合ってこそ結婚するべき」という持論を持っている。
搭乗機は木星製クロスボーン・ガンダムの量産試作機「クロスボーン・ガンダムX-13」。