概要
ザンスカール戦争後の宇宙戦国時代により混沌とした宇宙世紀0169年において台頭した地球連邦軍の部隊。
部隊名は一つ目巨人サイクロプスから来ている。
地球圏の治安維持を目標としているのだが、緒戦は腐敗した連邦軍の一派であり、しかもかつて連邦軍内で暴虐を尽くした「ティターンズの末裔」とも言われており、それを示すように卑劣で非道な作戦も平然と行う。
この頃の地球連邦政府や連邦軍は形骸化と弱体化が進んでコロニー間の紛争など止められず、更に腐敗も悪化しており、末端部隊は連邦と言う看板を出しただけの愚連隊に成り下がっている始末だがキュクロープスは非道性はあるがそんな連中よりは多少はマシであり、組織内の統制もある程度保たれてはいる。
長い戦乱で技術が低下しているこの時代には珍しく技術レベルをかなり保っており、モビルスーツも独自に開発・生産している。連邦軍の派生組織なので運用する機体の多くはハンブラビやジェムズガンなど過去に連邦軍で開発されたものを基礎としているが、「キュクロープス」の名が表すように、顔の大部分を占める一つ目のような形状の独自のカメラアイを採用した頭部を備えており、外見上の大きな特徴となっている。この統一されたカメラアイは部隊内での通信効率の向上に一役買っている。
技術レベルについては、流石にザンスカール戦争時代(全盛期)を維持してはいないものの、「マイクロハニカム構造」と「小型・高出力ジェネレーター」を用いた第二期モビルスーツを量産、稼働させる事ができるなど、市井のコロニーとは完全に隔絶している。
当初は無敵運送などと敵対していたが後に世界を壊滅させんとする首切り王率いる賛美歌の民と交戦する。
所属人物
- アーノルド・ジルベスター
- 幽霊(ゴースト)
- 幽霊の花嫁(コープスブライド)
保有MS
関連タグ
マンハンティング部局:後の時代の地球連邦の組織。こちらも地球圏の治安維持と称して非道な弾圧を行ったが後に世界の改革の為に連邦に反旗を翻した。