シャラップミンジー!
Shut UP Mimsy!
概要
海外アニメ『サウスパーク』に登場するキャラクター。
ダウン症を患っており、精神障害を患うミンジーとよく一緒に居る。ミンジーはネイサンの親友であり相棒。
ジミーを強く憎んでおり、いつも殺害を企てている。直接自分で手を下さずミンジーに命令を遂行させようとするが、ミンジーの誤解によって失敗してしまいネイサン自身が大きな被害を受けることがしばしば。もはやネイサンが強姦されたり重傷を負ったりすることがおきまりの展開になっている。
またネイサンとミンジーは同じ障害者イベントに通うティミー・バーチとジミー・ヴァルマーの対になる存在として位置づけられている。
プロフィール
性別 | 男性 |
---|---|
年齢 | 10 |
学年 | 4年生 |
声優 | トレイ・パーカー |
外観
最も特徴的なのは、いつも頭が斜め上方向を向いていることだ。目は見えにくそうに細められていて、長めの暗い金髪に、色つきの眼鏡をかけている。大抵は、赤い襟のついた黒っぽいジャケットの下にオレンジのシャツを着て、ぶかぶかの灰色のズボンを履き、白いラインの入った緑のスニーカーを身につけている。声は低くてややハスキーである。
人物
サマーキャンプでジミーを本気で殺そうとしたように、反社会的行動をとる傾向もある。結局はコミカルに失敗するものの、かなり精神的に不健康であることが各エピソードから確認できる。
また長いものに巻かれる傾向があり、S18E04 “Handicar”ではイーロン・マスク、S19ではPC校長やレズリーに従っている。
才能
- リーダーシップ
いつもネイサンは悪巧みするとき、ミンジーに命令して実行させようとしている。また、サマーキャンプでは赤チームのリーダーでもある。
- 商才
小学生でありながら有能な薬の密売人であるネイサンは、ステロイドを生徒に売ったりなどお金の扱いに慣れた面がある。
- 音楽
爆弾を仕掛けたウクレレを、楽譜通りに完璧に弾くシーンが見られる。(図らずもジミーの代わりに自爆することとなってしまったが)また、この流れはLOONEY TUNESのエピソードにも見られる
犯罪歴
- 違法薬物の流通
" Up the Down steroid " でイベント中にステロイドをジミーに売った。しかもこれは尿検査に現れていない高度な薬物である。(有罪ならネイサンは少年庁舎で1年間奉仕するだけでなく、1000ドルの罰金を科される)
- 爆発物および花火法の違反
Crippled Summerでネイサンはジミーがフラガールのソロを演奏している間にウクレレにC4爆弾を仕込み、エピソード「HandicarではWacky Raceで、彼はティミーとHandiCarをリモート爆薬で爆発させようとしていた。これは免許なしで殺人とプラスチック爆薬の使用を試みられたため、違法になる。
- 殺人未遂
Crippled SummerでジミーをHandiCarでティミーを殺そうとした。
だがどれもミンジーが失敗してしまったたために遂行できていない。
- 殺人教唆
何名かがミンジーのミスにより死亡している。ネイサンは意図していなかったものの、殺人罪の教唆犯に該当する。
マシュ・ーマコノヒー(時空の渦に巻き込まれる)
カウンセラー2~3名(ミンジーが勘違いして殺害)
被害歴
- ブラックマンバ(毒ヘビ)に咬まれる(Crippled Summer)
- 先住民族に重傷を負わせられる(Crippled Summer)
- タディカカサメにレイプされる(Crippled Summer)
- 女装男性にレイプされる(HandiCar)
- 牛にレイプされる(Game:PhoneDestroyer)
- 彼女にボコボコに殴られる(PC Principal Final Justice)
- 宇宙人に洗脳(マインドファック)される(DLC:BringTheCrunch)
関係
- 両親
両親はネイサンがサマーキャンプに行きたがらないことをわかっていながらも、夫婦2人だけで夏の間中旅行を楽しみたいがために気づいていないフリをする。彼の性格が歪む原因になっている可能性がある。
彼はネイサンの唯一の親友である。その忠誠心は強く、本人としてはネイサンのために頑張りたいとは思っているようだがミスは減らせないみたいだ。
いつもネイサンと行動しており、ネイサンの命令なら殺害も抵抗はないようだ。
ネイサンに余計なことを言っては「シャラップミンジー!」というお決まりのフレーズと共に叩かれている。
完全にネイサンはジミーを憎み、嫉妬している。何回もジミーを殺す計画を立てているが、いつも裏目に出ている。 "Up the Down Steroid"の初登場時には、ステロイドをジミーに売り、オリンピックでの優勝に協力したものの、その後のエピソードではジミーに対して一方的な敵対心を抱いている。ジミーとしては、ネイサンを恨んでいないか、単に加害しようとしないかのどちらかであろう。
"Handicar"では、ネイサンはティミーの障害車タクシー事業を、サマーキャンプに出たくないという理由だけで妨害しようとした 。
- 新入り(ゲーム版のプレイヤー)
サウスパークのゲーム「The Fractured But Whole - Bring the Crunch-」では、新入り(ゲーム内のプレイヤー自身)の敵として登場する。自身の計画を邪魔する新入りに対し「ジミーと同じくらい憎んでいる」と言うほど強い敵意を示した。
エピソード
S08E03 “Up the Down Steroid”(ネイサン初登場回)
ネイサンはジミーに違法にステロイドを販売する。ジミーはステロイドの副作用によりカッとなってガールフレンドと母親に暴力を振るってしまったものの、パラリンピックの全ての競技で優勝した。しかし結局は、ジミーは罪悪感を抱いてオリンピック協会に謝罪し、獲得したメダルを失った。
S14E07 “Crippled Summer”(ミンジー初登場回)
障害者向けにターディカカ湖で行われたサマーキャンプに参加した。これが彼の2番目の出演となる。毎年夏になると、キャンプに参加したこどもたちは2チームに分かれて、ゲームによるチャンピオンシップに挑む。
人気者の青チームのリーダー・ジミーに対して、ネイサンは3年連続で負けている邪悪な赤チームのリーダーである。ジミーに負けることに憤慨し、ネイサンは青チームの勝利を邪魔するだけでなく、大嫌いなジミーを殺すことも計画した。
しかし、しもべであるミンジーは次々とヘマをやらかし、ネイサンは致死量の毒を持つ蛇に噛まれたり、痛々しいほど先住民族に攻撃されたり、サメに強姦されたり、最後には自分でしかけた爆弾をくらってしまう。ネイサンが病院に運ばれる際、キャンプの王者となったジミーは彼の陰謀に気づかず、友情のしるしとして王冠を渡したが、ネイサンはジミーに対する敵意を明らかに示しすのだった。
S17E07”Black Friday"(カメオ出演)
S17E08 ”A Song of Ass and Fire"(カメオ出演)
S17E09 ”Titties and Dragons"(カメオ出演)
スタン側PS4支持軍の一員として登場。武器を掲げてPS4を支持するネイサンが見られる。
S18E04 “Handicar”
またしてもミンジーを連れた悪役として主役になった。
この回では、ターディカカ湖でもう一度キャンプをするための資金集めとして新しくティミーが立ち上げた「障害車」事業を邪魔しようと試みている。
S19E08 ”Sponsored Content"
S19E09 ”Truth and Advertising"
S19E10 ”PC Principal Final Justice"
PC校長はネイサンを「スーパースクール新聞」の編集者に任命するが、最終的にレズリー・メイヤーズのために働いていると明らかになる。PC校長による最終裁判で、彼はジミーを人質にとり、PCの人々が広告に踊らされるようになっていることを明らかにした。
ネイサンにはこのときクラッシというガールフレンドがいた。彼女はネイサンが「サウスパーク・ガン・ショウ」で悲劇を起こそうとすることに反対したため、ネイサンはミンジーにいつもしているようにクラッシをひっぱたいてしまう。結果的にそれが引き金となってボコボコにやり返され、不憫に失敗してしまう。
S21E08 ”Moss Piglets"
モテたいがためにサイエンスフェスティバルで優勝しようとするネイサン。だがジミーとティミーの科学実験の方が優れていることを知り、危機感を持ったネイサンはミンジーと共に妨害しようとする。
ゲーム
South Park: The Stick of Truth
ミンジーと一緒に登場する予定だった。その名残としてネイサンとミンジーのアイコンのみがゲーム内で見ることが可能。
South Park: Phone Destroyer™
レアカードとして登場。シルクハットの中から爆弾を取り出して安全な位置から放り込んでくる戦い方はとてもネイサンらしい。
そしてミンジーの背景に牛にのしかかられているネイサンが描かれている。
またネイサンがいるステージの背景にはサメが描かれているのは明らかに意図的である。
South Park:The Fractured but Whole
ダウンロードコンテンツのBring The Crunchに登場。
どうしてもサマーキャンプに参加したくないネイサンが何やら大きな計画を思いついたようだ…?
トリビア
ネイサンとミンジーの関係はLOONEY TUNESのロッキーとマグジーにそっくり。これは"Handicar"のネイサンの寝室シーンにて、壁にポスターが貼ってあることから、意識して作られていると思われる。