概要
CV:山口勝平 / FOX版:林勇 / 映画版:楠見薫 / 英:マット・ストーン
海外アニメ『サウスパーク』に登場するキャラクター。主役4人組の一人。
学年 | 小学3年生→4年生(s04e12から進級) |
---|---|
誕生日 | 5月26日 |
一人称 | 基本的に僕 |
血液型 | AB型RH- |
年齢 | 8歳→9歳 |
身長 | 4フィート6インチ(小学3年生時代)映画雑誌「映画秘宝」より |
体重 | 68ポンド(小学3年)→83ポンド(小学4年) |
口癖 | Dude! |
嫌いな食べ物 | バナナ |
愛称は「カイル」。pixiv内では、主に「カイル」タグが多く使用されている。
作者のマット・ストーン自身をモデルとしたキャラクター。
サウスパークで数少ないユダヤ系の子供であり町で唯一日曜に教会へ行かず、またクリスマスではなくハヌカを祝う。そのためカートマンにはユダヤ関係などで馬鹿にされる。ユダヤ人ではあるが、キリストなど他の宗教に対しての理解もあり柔軟な思考を持ち合わせている。
帽子をとるとブロッコリーのような赤毛の天然パーマであり、本人はそれをコンプレックスに思い、寝るときやプールに行くときでさえはずさない。
カートマンのことは蛇蝎の如く嫌っており、重病に伏せって死にかけた時にもカートマンが(ほぼ自業自得の)不運な目に遭い「オイラ死にてえよ~~~!!!」と泣いているのを見てあっという間に病気が治ったほど。
穏やかで成績優秀、良識もあるが神経質で理屈っぽく、キレやすい。スタンら悪ガキがノリノリで行う行為も最初だけは止めることも多く、根が純情なせいかイタズラをしてみたものの後悔し悩んだり、自分が直接関係ない事でも罪悪感を感じてしまう事が多い。それゆえか宗教団体や偏った思想の集団に洗脳されやすい。家は裕福で初期に象をペットとして飼っていたことも。
初期は他のキャラに輪をかけて電波であったが、次第に突っ込みキャラとしての位置を確立していく。義弟のアイクにもキックザベイビーで吹っ飛ばすなどの暴行を働いていたが、いつの間にか本当の兄弟のように仲良くなっていた。
近年の話では、スタンすら奇行に走る事が多く主役4人組の中で一番の常識人となった。
従弟に同名のカイル・シュワルツなる少年がおり、こっちは超典型的なユダヤ人(肺が弱い、運動音痴、眼鏡、理屈っぽい、金勘定に厳しい、ウザい他・・・なお、これはカイル本人の発言であり執筆者の偏見ではない)。初登場時には母親から「カイルツー」呼ばわりされる羽目になった。カイルがなんとかしてサウスパークから追い出そうと様々な計画を図るが必ずカイルの家に戻ってくるほど運が強い。
また、綺麗好きのカイルだがやけにスカトロネタが多い。
- うんちの妖精Mr.ハンキーを気に入っている(シーズン22で決別)点。
- カートマンの祖母の家に泊まりに行った際、おばあちゃんの尿パックを強制的に持たされた点。
- シーズン13で他人の尿を一気飲みした点。
- シーズン14でムカデ人間に改造され、前につながれていた日本人の男性の糞を食らった点。
・・・などが考えられる。
人間関係
友人
スタン | 小さな頃からの一番の親友。一緒に遊んだり行動することが多く家族ぐるみで仲が良い。 |
---|---|
カートマン | カイルの最大の大敵で犬猿の仲。だが一方で「ケニー、死亡」ではケニーの病床での様子を見て耐えきれなくなり泣いてしまったカートマンを「僕も同じ気持ちだよ」と慰め互いに抱き合い泣くシーンがある。 |
Mr.ハンキー | 沢山の食物繊維を食べた人の元へ現れるうんこの妖精。ジップライン回でもカイル達を助けに来てくれた。カイルの親友である。 |
親しい友人
家族
ジェラルド | 父 | 序盤はおとなしめでいざとなったときは息子をかばう優しい父だったが、話が進むにつれ猫の尿でハイになったり、人を死に追い込むほどの過度なSNS荒らしたりと、スタンの父ランディの奇行が可愛く思えるほどの卑劣漢となっている。 |
---|---|---|
シーラ | 母 | 真面目な教育ママだが、かつてはニュージャージーの出身の超不良少女であった。赤毛で太っている。 |
アイク | 弟 | カナダ系でブロフロフスキー家の養子。3歳とは思えないほどの超天才児。 |
ちなみに家族は作者マットの両親と同一である。
メインエピソードなど
s=シーズン、e=エピソード
s01e10「おしゃべりウンチのMr.ハンキー」 |
---|
本編「Mr. Hankey, the Christmas Poo」 |
カイルはMr.ハンキーの存在を知らしめようとするが皆に馬鹿にされスクールカウンセラーのマッケイさんには精神病扱いされ精神病院に入れられてしまう。 |
s03e13「おサルのスペリング講座」 |
本編「Hooked on Monkey Fonics」 |
学校のスペリング大会が行われ、カートマンはおサルがスペリングを教えてくれる「つづり方モンキーとお勉強」で優勝をねらう。子供たちは、その大会で初めてホームスクールで学ぶ子供たちマークとレベッカに出会う。彼らは学校に行かず過程で教育を受けているので非常にアタマがいいが、友達がいないようだ。カイルはレベッカに一目ボレし・・・。 |
s05e11「試乗最高の名車イット!」 |
本編「The Entity」 |
カイルの従兄弟が登場。しかしイケてる従兄弟を期待してたのに絵に描いたような典型的ユダヤ人の従兄弟にがっかり。あまりにもヤな奴だったためいろんな策略で追っ払おうとするがどうもうまく行かない。その頃ギャリソン先生は高速の乗り物「イット」を発明していた。 |
s07e15「アイクをたずねて3000里」 |
本編「It's Christmas in Canada」 |
エミー賞受賞作品 |
町はクリスマス直前。ハヌカーを祝うカイルの家に突然、カナダ人夫婦がやってくる。新しい首相の決めた法律により、海外に出した養子を連れ戻すというのだ。裁判所に訴えるが、アイクはカナダに連れて行かれる。カイル達はカナダへとアイクを連れ戻しに向かう。 |
s09e13「Free Willzyx」 |
カイル達は水族館で喋るシャチに出会いシャチは月から来たと言う。しかしそれは水族館アナウンサーのイタズラであった。すっかり信じ切ったカイル達はシャチを月へと帰す計画を立てるが… |
s12e01「Tonsil Trouble」 |
カートマンがルーチン手術のミスによりHIVに感染。カイルはカートマンを一人大笑いするが・・・ |
s14e09「It's A Jersey Thing」 |
ニュージャージー出身者がサウスパークに続々と出現。彼らの横暴に町の住人は困惑し、ランディを筆頭に町から追い出すことを決意するのだが、既にアメリカの半分はジャージーに制圧されており、危機的状況であった。ランディはカルフォルニア州知事や外国に救援を求めるものの失敗。最終的に頼ったのは・・・ |
主な名言
「この人でなし!」
「キック・ザ・ベイビー!」
「僕の名前はキャじゃない」
「友達が死ぬのは嫌だよ。ケニーもスタンも死んだらお前らクズ二人しか残らないじゃん」
「血はつながってなくても互いに思いやるのが家族だって。それにここにいる友達も友達以上なんだ。みんな家族さ!…カートマン以外」
「僕9歳なのに痔になっちゃったんだ。僕は痔主だよ。なのにカートマンは遊園地を買った…。」
映像
s03e15「Mr. Hankey's Christmas Classics」
s20e10「The End of Serialization As We Know It」