あーらしの日もふくれっ面も♪ あっという間に笑顔さ~♪
そんな魔法の使える子は♪ みんなが知ってるバターズ♪
バターズ「お、俺だよ!」
概要
CV:小形満 → 鈴木紀子 / FOX版:武田華 / 英:マット・ストーン
海外アニメ『サウスパーク』に登場するキャラクター。
学年 | 小学3年生→4年生(s04e12から進級) |
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誕生日 | 9月11日 |
一人称 | 俺(WOWOW版)僕(Netflix版) |
年齢 | 8歳→9歳→10歳 |
血液型 | O型 |
出身地 | ハワイ |
特技 | タップダンス |
アレルギー | アーモンド |
癖 | 両手の拳同士を擦り合わせる |
pixiv内では、主に「バターズ」タグが多く使用されている。
愛称は「バターズ」。本名は「レオポルド・ストッチ」。
あだ名はお菓子のバタースコッチ(ベルタースオリジナル的なもの)とストッチというファミリーネームも交えてかけたものであり、「おべっか使い」という意味もあるらしい。
シーズン1第1話から登場しており初期はモブの一人であったが、シーズン5~6にかけて出番が増え、キャラを確立した。
特にケニーが一時離脱していたシーズン6では準主役級の待遇を受けており、オープニングでも劇中の軌跡に合わせてラストカットが差し替えられるなど優遇されている。
性格
サウスパークで一番子供らしい少年。ゴッコ遊びやレゴなどを楽しそうにしていたりと子供らしい仕草は無邪気で愛らしい(周りがゲームWarcraftに熱中してる中バターズだけハローキティの大冒険をしていたりする。)。また、周りの子どもたちよりもとろく、かなりの天然ボケが入っていて周りの空気がよめない。
そのためサウスパーク小のクラスではいじられキャラとなっていて、カートマンからはいじめの対象とされている。しかし、本人はそれがいじめであると言うことにあまり気づいていない。ただしカートマンを“意地悪な奴”とは理解している。
ガキっぽい奴として馬鹿にされている節があり、度のすぎるお人好しで疑う事を知らないため主役4人組からは騙されていいように使われたり、騒動に引っ張り込まれて酷い目にあう事が多い。
隠れた才能
その純粋さから何事にもひたむきであり、学業にダンスにビジネスなど多彩な才能を開花させている。また純粋ゆえに芯が強い一面もあり、数ある不幸エピソード(↓を参照)に負けない鋼のメンタルを持つ。
前述の通り性格的には相当ヌけたところがあるが頭自体は悪くなく、むしろ成績はクラスでもいい方らしい。作中でもスタンに勉強を教えたり、複雑な計算(1億8千万人×12ドル95セント=23億3千百万ドル)を暗算で即答したり野球場のスクリーンをハッキングしたりとコンピューター関係の知識もあり手先も器用で絵を描くことや、工作、造形など美術分野にも長けている。
また歌うことも好きなようでなかでもオリジナル曲(?)「Loo loo loo, I've got some apples. Loo loo loo,..」と続く歌をよく歌っている事が多い。
そのひたむきな言動が周囲の人間を惹き付けるのか、カートマンに次ぐレベルの扇動者でもある。ある時はサーキャスタボールのスター選手としてチームを牽引し、ある時は一切の悪気なく新興宗教を立ち上げたりもした。
無垢ゆえの暗黒面
思い込みが激しい一面もあり、善悪問わず周囲の意見に染まりやすい。純粋一途ゆえに調子に乗ることも多く、カートマンに便乗してクラスメイトを馬鹿にする場面も度々見られる。四馬鹿とベンチャービジネスを起業して学校を辞めた時には、学校の体育館に火を放ち、笑いながら中指を立てて走り去ったという、とんでもない凶行に走ったことも。シーズン16のハワイに行くエピソードでは序盤でスタンらクラスメートに怒鳴り散らしカートマンにすら「てめぇがいつもいつも最後の方で余計なことを言うからおかしくなるんだろうが!」と普段の態度とはかなりかけ離れた怒りようでありカートマンですらタジタジとなっていた。
すぐ近くに性欲の権化がいるので忘れがちだがとある事件のせいで既に性には目覚めており10歳にして女性の陰部や豊満な尻が気になって仕方がなく、AVを観て興奮するなど、精神年齢は低くとも性への興味はとても強い。
ちなみに、日本のファンからは親しみを込めてバカーズと呼ばれることがある。
わたしはプロフェッサーカオスだ!
周囲に騙され迫害され続けてきたバターズが「世界への復讐」を思い立って仮面を被った姿、それがカオスをもたらす恐怖の男「プロフェッサーカオス」である。
詳細は当該記事参照。
人間関係
友人
スタンたち(特にカートマン)からは雑用を任せられたり、いろいろ利用させられたりとかなり見下されている様子。バターズのひたむきさ故に、無茶振りでも大抵の仕事はこなせてしまうので始末が悪い。シーズン5でのケニー死亡後はかなり出番が増え、4バカの補欠扱いされていた。
カートマンは前述の通り「嫌な奴」と思っているが、一応スタン達でも呼ばない「エリック」呼びをしている。
同じ虐められっ子として下級生のダギーと意気投合しており、プロフェッサーカオスの盟友「ジェネラルデザスター」の称号を与えている。
また素直な性格に通ずるものがあったのか、初期はピップとも気が合っていた。
女子の評価は低くランキング11位。またブスのリサ・バーガーの相手をさせられる。
S19ではカナダ人のシャーロットというガールフレンドができるが、その後破局する。
家族
両親が理不尽なほどに厳しくいわゆる毒親。何かあれば(バターズが普通にしているときに、父・スティーブンの機嫌が悪いときなどでも)すぐ外出禁止や体罰を出されるなど虐待にあっている。さらに叔父からは性的虐待を受けており(バターズ本人は無自覚)、祖母からもイジメ(虐待ではなくイジメ。ガミーベアと称して入れ歯をはめていない口で噛みつかれたりトイレ用の芳香剤のボールを食べさせられたり、両親がいないところで顔に青アザができるまで殴られたりしていた。しかもこの祖母、バターズの両親の前では「おばあちゃんとお話しましょう」と優しい祖母に見せかけていたからいっとうたちが悪い。)を受けるなど他の親類にも恵まれない。しかしそんなことにもめげないお気楽さとタフさをもつ。
ただ、バターズは両親から理不尽な罰を課せられているばかりではなく何度か反論しておりその時両親はとたんに弱気になり何も言えなくなる。
スティーブン | 父 | 思い込みが激しく、毎度理不尽な理由でバターズを外出禁止にする。同性愛に興味がありハッテン場に通ったことも。 |
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リンダ | 母 | バターズを溺愛しているが、夫と同じく理不尽な理由で躾をする事が多い。夫がハッテン場に通っていると知るや一時精神を病んでバターズを車ごと湖に沈め自身も後を追おうとした。 |
ハムスター | ペット | 二匹がバターズの部屋で飼われている。 |
メインエピソードなど
s=シーズン、e=エピソード
s05e14「バターズ☆べりー・マッチ」 |
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本編「Butters' Very Own Episode」 |
バターズの両親の結婚記念日。父がどんなプレゼントを買おうとしているのか母から偵察を頼まれるが何と父はハッテン場に向かっていた。 |
s06e06「怒りのバターズ」 |
本編「Professor Chaos」 |
プロフェッサーカオス初登場回。 |
死んだケニーの後釜をしていたバターズは突然のクビを言い渡される。怒りに燃えるバターズはプロフェッサーカオスとなって、地球に混乱をもたらすことを誓う。 |
s05e08「AWESOM-O」 |
ある日、バターズの元に日本製ロボット「オスモ4000」が届く。しかしロボットの中身はカートマン。彼はスキを見て、バターズが持つあるビデオを奪おうとしていたのだ。 |
s09e09「Marjorine」 |
女子生徒の間で、折り紙の占い遊びが流行りだす。男子はこれを未来を知ることの出来るアイテムだと勘違いし、女子から奪い取る計画を企てる。バターズを女装させマジョリーンとして女子のお泊り会へと侵入させる。 |
s12e14「The Ungroundable」 |
バターズは学校で吸血鬼を見たという。しかし興味のない両親や友人たちにうんざりしバターズは吸血鬼となる契約を交わすことを決意する。ゴスキッズも登場。 |
s16e11「Going Native」 |
バターズは何故か荒らんでキレていた。しかしそれは反抗期ではなく元々ハワイ出身のバターズが故郷へと帰りハパノアの儀式を受ける頃合いの時期だったからなようだ。ケニーと共にハワイへと向かう。 |
s19e02「Where My Country Gone?」 |
カナダ移民問題でバターズはカートマンからカナダ人の女の子シャーロットを無理矢理付き合うことになる。 |
s20e04「Wieners Out」 |
ネット荒らしの影響で女子と対立する男子の影響でシャーロットと別れる。そのあと国歌斉唱でちんこを露出する |
s22e02「A Boy and a Priest」 |
マキシ神父は町民にいつも「カトリックの神父の少年レイプ」ネタでからかわれていたが、神父の言葉で救われたバターズが神父を励ます。 |
s25e06「Credigree Weed St. Patrick's Day Special」 |
セントパトリックスデーをとても楽しみにしていたバターズは、サウスパーク小学校に登校して、クラスメイトの女子ケリーをつねるイタズラをすると、なんと未成年の性加害で逮捕されてしまう |
s26e05「DikinBaus Hot Dogs」 |
バターズはアイスクリーム屋でバイトを始める。だが、カートマンを推薦するがカートマンは働かずその分の仕事をバターズに押し付ける。さらに稼いだ金を勝手にホットドッグ屋の資金に当てられる。 |
不幸エピソード
ケニーが死にキャラならバターズはとんでもない不幸キャラである。
様々な不幸に巻き込まれ、時には不幸を振りまきカートマンと同等のキルスコアを叩き出す。
一覧表
s5e14「バターズ☆べりー・マッチ」 |
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本編「Butters' Very Own Episode」 |
家庭が崩壊し母から車ごと川に流され殺されそうになる。 |
s06e01「あごちんボール症候群」 |
本編「Freak Strike」 |
賞品目当てスタン、カイル、カートマンの命令で「アゴから睾丸が生えた少年」として無理矢理障碍者を見世物にする番組に出演させられる。 |
s06e02「ジャレットは「エイズ」持ち」 |
本編「Jared has Aides」 |
↑の話の後スポンサー料目当てのスタンたちの命令で無理矢理太らされた(ムリに喰わされ続け、自分のゲロまで喰わされた)上で強制ダイエットをさせられ最後はセルフ脂肪吸引手術を受けさせられ死にかける。更に電話番を任されたカートマンに親の悪口をありったけ吹きこまれ、帰ってきた両親にボコボコにされる。(カートマンはその光景を見ながらお菓子を食っていた) |
s07e11「仁義なきカサ・ボニータ」 |
本編「Casa Bonita」 |
遊園地に誘われなかったカートマンに騙され、地下シェルターに監禁される。それだけではなく嘘八百を吹きこまれ、壊れた冷蔵庫に閉じ込められた挙句、ゴミ置き場に投げ込まれ、自分を全人類最後の希望だと勘違いしたままホームレス生活を送る羽目に |
s07e14「レーズンズ」 |
本編「Raisins」 |
スタンを慰めるためレーズンズという児童がキャバクラのように接客する飲食店に一緒に行き、 レクサス・マーティンという従業員にガチ恋する痛客となってしまい。互いに付き合っている恋人と勘違いする。そして両親から諭され、営業トークだと気が付き失恋する。 |
s08e01「Good Times With Weapons」 |
素晴らしいチンチンもの |
ケニーの投げた手裏剣が左眼に突き刺さり、さらに証拠隠滅を図る4人に治療を受けさせてもらえず死にかける。 |
s08e05「You Got F'd in the A」 |
タップダンスで脱げた靴が照明を落下させて過去に8人、最近も6人死亡させ(さらに胎児1名と家族を失ったショックで自殺者2名も出している) |
s08e10「Pre-School」 |
少年院から戻ったトレントに捕まり。スカートをはかされ、きんちゃく状態で高く吊るされ、両腕には雑巾絞りの跡、足には膝かっくん、そして第二級の乳首つねりに頭は便器に突っ込まれる、こめかみグリグリなどの長時間の拷問をうけ入院。一番の原因となった主役4人はお咎めなしである。 |
s08e12「Stupid Spoiled Whore Video Playset」 |
パリス・ヒルトンに誘拐されて熊として飼われる。オマケに金(2億ドル)に目がくらんだ両親に見捨てられて売り飛ばされ、拒否したら炭鉱掘りをさせられる。 |
s09e06「The Death of Eric Cartman」 |
精神病の治療として巨大アナルドリルをぶちこまれる。 |
s09e09「Marjorine」 |
自殺を偽装された上、女子の転校生として女装させられる。おまけに余りに挙動不審な上、はっきり言ってブスだったため女子に散々悪態を吐かれる(あまりのショックに便所に閉じこもって大泣きし女子たちを困惑させた)騒動後、家に戻るが両親に黒魔術で復活したゾンビ扱いされ地下室に監禁されたあげく人肉を食わされそうになる。 |
s11e02「cartman sucks」 |
うたた寝をしていた所にカートマンに立小便される。さらにウンコを鼻の下に塗られカートマンからちんこを咥えられる。その後カートマンのちんこを口に咥えさせられそうになり、父親にバイキュリアス(ゲイ予備軍)の更生施設送りにされる。 |
s12e04「Canada on Strike」 |
カナダのストライキを止めるための金を稼ぐため、カイルたちにホモっぽいPVを撮影させられネットに流される。 |
s12e07「Super Fun Time」 |
バターズは博物館の見学でカートマンとパートナーになりカートマンの身勝手さに巻き込まれる。その後強盗に出会い銃を突きつけられる。帰る頃にはボロボロでカートマンをバスへ連れ戻す。 |
s12e14「The Ungroundable」 |
父親に理不尽な怒られ方をされ、更には父親が棚の中を乱したにもかかわらず片づけるか外出禁止の2択を迫られる。 |
s14e02「The Tale of Scrotie McBoogerballs」 |
4人組が書いた超下品な本「鼻糞玉男物語」の作者という事にされる。その後サラ・ジェシカ・パーカーが殺されたことも自分のせいにされる。 |
s14e08「Poor and Stupid」 |
カートマンの全財産を渡され全て貧しい人達の為にお金を使ったが後にお金を返せとカートマンに言われる。 |
s14e11「Coon 2: Hindsight」 |
s14e12「Mysterion Rises」 |
s14e13「Coon vs. Coon & Friends」 |
クーンとその仲間達シリーズ |
1週間近く監禁された挙句ご飯も出されず更にはコートニーラブの恰好をさせられホームレスと写真を撮らされる。 |
s15e06「City Sushi」 |
父親に多重人格者扱いされてカウンセリングを受けさせられるが、実はカウンセラーの方が多重人格者で殺されかかる。しかもそのカウンセラーに寝ている間におしっこをかけられたり暴力を振るわれる。 |
s16e05「Butterballs」 |
実の祖母からカツアゲ・暴力・便所ボールを食わされかける・グミベアー(入れ歯を外した口で噛み付き)等、陰で様々なイジメを受ける。そしてスタンの演出するイジメ撲滅PVに本人の意思を無視して出演させられ全米の晒し者にされる。 |
s16e11「Going Native」 |
ゴルフボールを打っただけで豪華客船を撃沈し数千人規模の死者を出す。 |
s16e14「Obama Wins!」 |
アーモンドアレルギーなのにカートマンにアーモンドを食わされ死にかける。 |
s18e05「The Magic Bush」 |
父親の使用してはいけないドローンを使うことになった挙句。カートマンはクレイグの母親のアソコを撮影しその後ネットでアソコを拡散したため大騒動になる。 |
s18e07「Grounded Vindaloop」 |
カートマンに騙されVR空間にいると信じ込みGTAの如く車を乗り回し売春婦に刺されて病院で目を覚ます。その後も父親に理不尽な外出禁止をくらう。 |
s19e05「Safe Space」 |
カートマンなどのSNSの膨大な量の悪口などを削除する破目になる。ネットの悪意を見すぎて次第にはゲロを吐き、幻覚まで見え始める。追い詰められたバターズはサウスパーク小学校の2階の窓から落下し大怪我で入院する。 |
s23e05「Tegridy Farms Halloween Special」 |
エジプトの展示会で愛の呪いによりバターズはミイラに好かれる。その後プレゼントの事で部屋を滅茶苦茶にされて夜の間にミイラは5人を殺害ししつこく付きまとうようになる。その後バターズは留置所に入れられる。 |
s23e05「The World-Wide Privacy Tour」 |
カウンセラーに行って調子に乗ってしまい、ベーベに卑猥な言葉を投げてボコボコにされてしまう。 |
主な名言
「確かに悲しいよ。でも、悲しめる心を持ってるってことに喜びも感じてる。それって…つまり、生きてるっていう証だろ? 人間の証明だ。こういう悲しみを味わえるってのは、その前に喜びを知ってるからだもん。」
「エリック…何か汚い棒を口に入れる気でしょ」
「殺しちゃダメ!ケニーはおれの友だちなんだ!学校でただ一人の好きな子なんだ!」
「ねえウェンディ!お金稼ぎたくない?なんでスタンにただでキスするの?」
「女の人の茂み見た?あれ何なの?おへそまで茂ってたよ」
「パパー?パパ?ここでレスリングしてるの?」
映像
s12e04「Canada on Strike」
s18e07「Grounded Vindaloop」
余談
バターズはサウスパーク内きってのかわいらしさと純粋さを持つキャラクターであり、ファン及び制作スタッフからも人気が高いキャラクターである。
因みに、サウスパークアニメイターディレクターであるEric Stough氏は、バターズの元ネタであるとも言われている。
Eric Stough氏の母校であるCU-Boulderが制作した動画
Eric Stough氏がサウスパークや学生に向けてのアドバイス等について語っている。
ちなみに Eric Stough氏曰く「僕はカートマンが一番好きだよ。ていうか皆彼のこと好きでしょ」とのこと。
関連イラスト
関連タグ
バターズ レオポルド・ストッチ Butters ButtersStotch