概要
ネリモノとは、『スプラトゥーン2』の追加コンテンツシナリオ『オクト・エキスパンション』に登場する用語。ネル社を操っているデンワ/タルタル総帥が、海洋生物の世界を支配するために生み出したインクのような物質である。
外見は蛍光グリーンかつマーブル模様の混じったインクといった感じで、正体については作中でハッキリと説明されることはない。
しかし物語終盤、タルタル総帥が実験体となった8号とアタリメ司令をミキサーに入れてミンチにしようとした際「ネリモノ ヘノ 加工ヲ スタートシマス」と発言したことから、恐らくその正体はオクトリングやインクリングといったインク生命体を原料とした文字通りの練り物。
その後にタルタルは「カンペキな世界を導く新人類のタネ…それが貴様ら実験体のはずだったが…」と発言するため、ネリモノはタルタルが生み出そうとした新人類の素材だった模様。ニンドリ2018年10月号の特集によれば、ネル社の実験施設にて優秀な成績を残した個体をすべて一緒くたに練ることで、個人という概念をなくし、そこから練り上げられた新人類を生み出そうとしていたという。
また、実験場である深海メトロで働かされている消毒されたオクタリアンや、タルタルに一時洗脳された3号(洗脳3号)は同色のインクを使用したが、上記ニンドリの特集でこれは「ねりものインク」と呼ばれており、長時間浴びるとネル社の思想に頭が塗り替えられるとのこと。
ネルス像での最終決戦では、同色のインクらしきものがネルス像の主砲のミキサー部分に充填されている様子があった。タルタルはこれを用いて世界を一度「ネリ返す」ことを目論んでいたが、ネリ返すとは大量のネリモノを発射し、世界中の海洋生物たちをネル社の思想に塗り返すこと……だったのかもしれない。