2010年1月12日16時53分頃にハイチで起こった大地震。首都ポルトープランス郊外を震源とする、マグニチュード7.0の直下型地震であった。死者は約31万6000人に上り、100万人以上が家を失った。被害が極めて甚大なものとなった原因の1つとして、ハイチの政情不安による社会インフラの弱さが挙げられる。地震から約10カ月後には被災地でコレラが流行し、これによってさらに約10,000人が死亡している。なお、ハイチでは2021年8月14日にもマグニチュード7.2の地震が発生し、2,200人以上が死亡するという甚大な被害が発生した。
ハイチ大地震
はいちだいじしん
2010年1月12日にハイチで起こった大地震