概要
イッシュ地方の中心(マップのモンスターボール状になったところの真ん中部分)に位置する空間。
イッシュ地方の周りから直接は行けず、Cギアのワイヤレス→ハイリンクを選択する事でワープしていくことが出来る。
ポケモンBWとポケモンBW2では一部の仕様がかわっているので、そこは分けて説明。
なお、このエリア自体はポケモンBW本編のストーリーとは全く関わらない。
公開当初はここがラストダンジョンになる噂もあったとか。
外観
BW
ほぼ草原一色の質素な島のような場所だが、中心にはハイルツリーが生えている。周りは湖。
東西には他人のロムの世界に渡るための橋が、北方はハイリンクの森の入口になっている。
住人は老人が一人とその娘たちが三人いるのみ(PDWで道具を送った場合のみ一人少年が増える。この少年が老人と関係あるのかは不明)。
BW2
ハイルツリーはBW同様中心に位置するが、ツリーの周りには泉が設けられ、その周りをT字状に石張り舗装がなされBWよりかなり上品になった。
ハイルツリーのレベルの上げ方が変わった影響で東西にかかっていた橋はなくなり、周りは湖ではなく石張りになっており、見ようによってはハイリンク自体が岩山の上に建てられているようにも見える。
北方がハイリンクの森の入口になっているところは共通。住人も上に同じ。
ハイルツリー
黒と白の二本の幹が螺旋状に絡み合った木。ここにアクセスする事でミッションを行ったりデルパワーを受け取ったり出来る。
ハイルツリーは後述のミッションを達成する事で成長し使えるデルパワーも増えるが、全てのデルパワーを解放するためにはブラック・ホワイト両方のレベルを一定の高さまで引き上げる必要がある。
ハイルツリーのブラックホワイト各々のレベルの上限は999だが、全てのデルパワーを解放するまでに必要な上限はBWが30、BW2が100。
BWとBW2ではレベルの上がる基準に大きな違いがある。
BW
前述したこの橋に立った状態でDSが他のデータを受信したとき錠が外れる音がし、その世界に入り込む事が出来る。ただし、相手側の主人公がライモンシティより上の地域かつ屋外にいなければ感知しない。
他人の世界(ロム)に入り込む際は特定の肩書のトレーナーに姿が変わり、ミッションによってはポケモンになったりもする。
他人の世界のハイルツリーにアクセスし、そこにあるミッションを達成する事でデルダマを入手したり、自分のロムのハイルツリーを上げる事が出来る。
ミッションを達成させた世界のロムがホワイトの場合はホワイトレベルが、ブラックの場合はブラックレベルが上がる。例外として、同じロムでハイルツリーに載った6つのミッション全てをクリアコンプするとそのロムと違う色のレベルが6上がる(例:ホワイトでミッションコンプするとブラックレベルが6上がる)。
また、一度アクセスに成功すればミッションに参加せずとも通信が途切れない限り相手の世界に入り込む事が出来、相手のロムのデルダマを探し当てたり、ブラックシティ・ホワイトフォレストの住人を引き抜くこともできる。
BW2
ミッションの主催方法が複数参加で行えるフェスミッションというものに変わり、どちらのレベルが上がるかはフェスミッションの主催者のロムで決まる。
相手のロムに入り込まずともハイルツリーから直接ミッションを行えるようになったが、個人ではミッションをクリアしても必ずレベルが上がる仕様ではなくなってしまった。
フェスミッションはハイリンクにいなくてもCギアで誰かが主催しているフェスミッションを受信すれば途中参加が可能。
個人でのレベル上げが難しくなった一方、フェスミッションの参加人数とスコアが多ければレベルが一気に上がる仕様になり、より大衆向けになった。
デルパワーの上限が3倍近く引き上がったのもこの影響といえ、ぼっちにはBWより辛い仕様になってしまった。BWとは仕様が全く異なっているため、互換性は全くない。
ハイリンクの森
PDWで仲良くなったポケモン達はここにまとめて送られる。任意のポケモンを最奥部に待機させる事も出来る。
BWでは最奥部の部屋含め全部で10の部屋に分かれており、一部屋につき20匹収容できる。しかしBW2では7つに減ってしまった。
なお、PDWで送った道具はハイリンクの森の入口前左にいる少年からまとめてもらえる。
ハイリンク内ではレポートが書けない事やCギアをONにする必要がある事からポケモンの厳選が面倒臭く、ポケモン廃人達からは廃リンクと呼ばれている。
ハイリンク乱数はBW乱数の中でも最難関とされる。そのため、一見ハイリンク乱数産に見える個体がBWの中古ロムに残っていても、正規だと決めつけてがっついてはいけない。勿体無いかもしれないが改造を疑おう。BWの中でも最難関の乱数で出した個体をわざわざ残してROMを売る道理はないのだから。