概要
コロコロハガキコーナー史上最短の6ヶ月で終了となったコロコロ超(ウルト)ランキングの後継コーナーとして2004年10月号から2006年9月号まで連載。
ファンタジーRPG風の世界を舞台に勇者と魔王による地球の生死を決める戦いを描く…と思いきや最終回の1話前で実は兄弟とそのペットによるごっこ遊びだったことが判明した。
本作で築かれた"読者が考えたキャラクターを作中に登場させる"という手法はのちのコロコロハガキコーナーに継承された。
登場人物
ボッケルサイド
勇者ボッケル
主人公。ハガキで世界の平和を守るオバカ勇者少年。語尾に「 〜ダス」をつける。実は魔王の弟。
メ〜ルくん
ボッケルの相棒。語尾に「〜メー」をつけて話す。1回魔王にやられるが、その後究極体に進化した。最終回の1話前で実はボッケル兄弟のただのペットであるとともに、真の姿が判明。真の姿はどう見てもヤギだがヤギではないらしい。
魔王サイド
魔王
世界征服を企むがいつもおバカハガキでダメージを受けちゃう悪の化身。最終回の1話前で実はボッケルの兄であると同時に本名がドン・バカチョであることが判明した。
一度彼が主役になったことがあり、その時はタイトルが魔王の神様となった。
コーデスカオオカブト
魔王の手下。コーカサスオオカブトがモチーフの読者公募キャラ。「こうですか?」が口癖。
ソーデスヨオオカブト
こちらも読者公募キャラで魔王の手下。コーデスカオオカブトとよくコンビで登場。「そうですよ」が口癖。その後、「ワカリマセンオオカブト」など「〜オオカブト」シリーズが大量に登場し、魔王のもとサッカーチームを結成。(その回が掲載された年はドイツW杯イヤーでもあった。)
コーナー一覧
バカキャラ戦記
読者が考えてキャラクターをカードゲーム風に紹介。毎回巻末についてくるカードゲーム風フレームを切り取って、そこにキャラの名前とイラスト、説明文をかく形式であった。
キャラは単体とは限らず、カッパとエビがたたかうその名もかっぱえび戦や座ることが得意技のチーム、ヤクルトすわろーずなど団体系も存在する。
また、採用されたキャラの中には超高層ビルののっぽんぎヒルズや2つのタンスの間にボタン(スイッチ)が挟まったその名もスキマスイッチなどキャラクターとは言えないものも存在した。
セリフを変えちゃおう
コロコロの連載作品の一コマを切り取り、セリフを書き換えておバカなコマに変えるコーナー。以降のハガキコーナーにも引き継がれた。
次世代ワールドホビーフェアのコロコロブースでは、このコーナーの投稿を募集するコーナーが設けられており、次世代終了後の号にて会場で募集したネタを掲載。これも後継コーナーに引き継がれた。
一度ボッケルがこのコーナーに投稿されたミラクルボールの佐々木球次郎のコマを集めて佐々木フラッシュなる必殺技を使ったことがある。
ちなみに一部で有名なサーチマンのお前いいケツしてるなはこのコーナーからうまれた。
マジスカデン
絶対ウソだけど思わず「マジすか!?」と言ってしまうようなおバカな噂を考えてみるコーナー(例:ジーコジャパンの次はピーコジャパン)。このコーナーが物語を左右する事も少なくなく、上記の兄弟設定もこのコーナーからうまれた。
関連項目
ようこそ!ハガキアニマルの森…後継コーナー