「優しいところがそっくりね…」
概要
CV.佐藤利奈
『夜桜さんちの大作戦』の原作及び単行本7巻収録の作戦55にて初登場した女性。
夜桜百の情報を掴むためにまずは「タンポポ」へと狙いを絞った太陽が単身で添乗員として乗り込んだ観光列車「ガーペラ号」に乗車しており、太陽がうっかり落としてしまった八重を偶然拾い、おもちゃだと思い込んでそのまま太陽に返却した。
普通の人よりもかなり髪が多いのが特徴なのだが、病を患っているのか杖を持っており、そんな彼女を太陽が部屋まで送ろうとしたのだがそれを断り、冒頭の謎めいた言葉を太陽に送った。
実はタンポポのメンバーの一人。タトゥーの位置は額。本名は白井雪。
10年前に歩くことすらままならない病(ハゲなのは薬の影響と思われる)におかされており、外部の病院から来ていた皮下による新薬の治験で1年後一人で歩ける体を手に入れた。しかし、その薬の正体は葉桜であり副作用と病が相補的に作用したため唯一完全適合者として生き残ったというものであった。
一万人の犠牲と入院生活を支えてくれた朝野夫婦が何も知らぬまま消されてしまったことに絶望し、タンポポに入ることになる。
葉桜の負荷に耐えられるのは長くて10年であり、彼女自身も太陽と対峙した時点で間もなく寿命を迎えてしまうという。
上記の通り太陽の両親とも面識があり、身につけているピアスは二人からの贈り物。自分のせいで死なせてしまったと罪悪感を抱いており、息子の太陽に皮下のアジトを知らせること、ピアスを返すことを目的に任務に志願した。死闘の末ソメイニンの力に目覚めた太陽に敗北、寿命を迎え細胞が破壊され頭髪が抜け落ちる。太陽に看取られ息を引き取った。
余談
単行本の表紙を単独で飾ったのは彼女が初であり、夜桜家以外のキャラでは現在唯一である。