『でも俺は、そんな後ろ暗いものには関わりません』
CV:山下大輝
概要
コバヤシのクラスメイトで友人。フルネームは「ハシバソウジ」。クラス委員を務める。財閥の御曹司。14歳。
4月2日生まれ。A型。身長166cm。体重55kg。正義感の強いかなりの現実主義。
コバヤシを『異常な世界』に片足を突っ込ませまいと奔走する苦労人。
彼に喜ばれて露骨に顔を赤らめたり、被害者の先生から好意を持たれていたことを知って僅かだが表情を歪めるなど、早くも視聴者からそっちの意味の友情だと思われている。
御曹司らしく、ピアノやソシアルダンス、ヴァイオリンが得意で、全体的にハイスペックだが、体力はないため持久走が苦手(コバヤシがアケチの事務所を訪ねた際にもビルの最上階に行くまでエレベーターが壊れていたらしく、仕方なく階段で上り事務所の目前までたどり着いた際に息切れして「エレベーター直してくれよな」と言うシーンがある)。また、音痴なのかカラオケも苦手らしい。加えて、賭け事に滅法弱い(本人曰く、賭け事の弱さは祖父、父親も同様で家系らしい)。
最初は常識人だったが、コバヤシがアケチ探偵事務所に行くようになってからは、徐々に周囲の影響を受け始めているようだ。
終盤ではある人物に拉致されたコバヤシを救出すべく道端にあったスクーターを「借りて」アケチを乗せて中学生にして無免許運転で、なおかつ交通違反を犯すというある意味ヤンキーデビューを果たすという、自身にとって破天荒(前代未聞)な行動を起こした。ソレほどまでにコバヤシへの友情(愛)が強いのだろう・・・・・・。
自身は財閥の御曹司という理由でクラスから浮いていて友達もいなかった小学4年のころにコバヤシから声をかけられた事を機に親友となったことが語られた。
アケチが関わる事件に学校をサボってまで首を突っ込むコバヤシに学業にも専念すべきことを諭しているが、その性格が災いしてコバヤシからは無意識に愛想を尽かされる。しかし、ある人物の拉致から危機を救ったことを機に元の関係を取り戻す。
ちなみにモデルとなったのは、江戸川乱歩の「少年探偵団シリーズ」の中で資産家の次男として登場し、少年探偵団の結成を提案した羽柴壮二。アニメとは逆に、小林少年をこれまで以上に積極的に事件に関わるように仕向けた張本人とも呼べる人物だが、シリーズ全体を通して登場する機会はあまりなかった。
そのため、「乱歩奇譚」でのレギュラー扱いは大出世だと言っていい。